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2017.03.08

多品種、小ロットでも高い生産性を実現する富士通パソコン工場の生産現場

「工場」というと同じ製品を量産する場所というイメージがあるが、大量生産、大量消費の時代が終焉を迎え、自分らしさやこだわり、オリジナリティといった要素が重視される中、今メーカーに求められているのは、多様化するニーズに応えられるものづくりではないだろうか。島根県出雲市にある富士通の出雲工場では、ユーザーにより近い国内の生産拠点という地の利を生かし、顧客の要望を反映したPC、タブレットの製造に取り組んでいる。カスタマイゼーションを実現しながらも、生産性を高めるための工夫にあふれた出雲工場に、ものづくりニッポンの進化形を見た。

多品種小ロットでも高い生産性を実現する4つの取り組みとは?

富士通クライアントコンピューティング株式会社(以下FCCL)は、富士通のノートPCおよびデスクトップPC事業を分社化し、2016年2月に誕生した新会社だ。富士通の出雲工場では今このFCCLの製品のうち、企業、官公庁、学校といった法人向けの製品を中心に受注生産を行っている。多品種小ロットの受注生産は、顧客のニーズにきめ細やかに応えられる一方で、生産効率が悪くコスト高になりがちだが、出雲工場では「カスタム」「自動化」「見える化」「混流生産」の4つを柱に、顧客ニーズへの対応と生産性の向上という2つの課題をクリアしている。

たとえば1つ目の「カスタム」が指すのは、単に顧客ごとに最適化した製品を製造することだけではない。出雲工場では納品後すぐに使い始められるように、PCのセットアップからデータ移行、さらには輪番管理のためのステッカーを貼るといった作業まで請け負い、工場内で完結できる体制を整えている。セットアップには顧客情報を取り扱うため、セキュリティにも厳重な配慮がされているとのこと。工場担当者の説明によれば、作業を行うフロアの入退室は厳重に管理されており、工場内のスタッフも担当外の者はカンタンには立ち入れないようになっているという。

またカスタマイズサービスのひとつとして、外装のオリジナルデザインにもきめ細かく対応。天板に企業ロゴなどをレーザー刻印したものから、全面に写真をプリントしたものまで、幅広いカバーデザインが提供できる環境を整えている。キーボードへのプリントも可能で、世界各国の言語にカスタムしたキーボードの製造も可能だという。

多様化するニーズに応え、生産性も上げる!富士通出雲工場の進化形ものづくり
カッティングシートを使ったものから、レーザー印刷、インクジェット印刷、3D昇華転写印刷まで、幅広いカバーデザインが可能という。

多様化するニーズに応え、生産性も上げる!富士通出雲工場の進化形ものづくり
工場エントランスの展示コーナーには、出雲工場でプリントされた世界各国語対応のキーボードも展示されていた。

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