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LINEが発表したクラウドAIプラットフォーム「Clova」とは?

2017.03.08

LINEは、スペインのバルセロナにて開催されている世界最大のモバイルカンファレンス「 Mobile World Congress 2017」のキーノートにて、同社の新たな戦略としてクラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を発表した。

LINEはこれまでにメッセンジャーを軸としたプラットフォームを構築。コンテンツをスマートフォンのインターフェースに合わせて全てを最適化し、「LINEからすべてがつながる世界」を目指したスマートポータル構想を推進している。また、各国においても現地の文化や慣習、ユーザーニーズに適合することで、モバイルメッセンジャーとしてアジアにおける強固なポジションを獲得してきた。

一方、情報とインターフェースは時代によって変化をしており、インターネット・PCからモバイルへと時代が変化していったように、次のパラダイムは目、鼻、手、口、耳といった五感を通じたAIであり、情報とインターフェースの関係はAIの進化によって革命的に変わっていくことを確信。同社では新たな戦略として、クラウドAIプラットフォーム「Clova」を発表した、と説明している。

LINEはメッセンジャープラットフォームのパイオニアとして、ニュース、ビデオ、音楽、決済、タクシー、コマースなどの多様なサービスを自社で展開中だ。さらに新たな技術分野への取り組みとして、チャットボットや、AIを使った自動会話などを実施している。韓国でNo.1のシェアである検索ポータルサービスを持つNAVERも、先端技術への取り組みに注力しており、自然言語処理やドキュメント推薦エンジンなどの強固な検索技術に加え、音声認識・音声合成、画像認識、ニューラルネットワーク翻訳なども高いレベルで実現。自動車の自動運転技術においても、すでに韓国国内でlevel3を達成している。「Clova」は、そんなLINEとNAVERの共同開発プロジェクトとなる。

「Clova」の中核は、「Clova Interface」と「Clova Brain」の2つで構成されている。人間の五感にあたるのが「Clova Interface」であり、その中の耳と口にあたるのが「Clova Voice」だ。「Clova Voice」は、音声認識である音声合成などを行ない、五感の目にあたる「Clova Vision」では、画像認識や顔認識などを実行。今後さらに、その他の五感に対応していくという。

「Clova」にとって頭脳となる最も重要なシステムである「Clova Brain」では、NLU(Natural LanguageUnderstanding/自然言語理解)や、Dialog Managerなどで構成される「Clova Conversation」を中心に、より自然な言語翻訳処理を行なうNMT(Neural Machine Translation)、ドキュメントやコンテンツなどを推薦するRecommendation Engineなどで構成される。

「Clova」は、人間の五感にあたる「Clova Interface」と頭脳にあたる「Clova Brain」を中核に、「Clova」とデバイスやアプリケーションをつなぐための「Clova Interface Connect」、「Clova」とコンテンツ/サービスをつなぎ、「Clova Brain」の機能を拡張していくための「ClovaExtension Kit」でプラットフォームを構成する。

「Clova」は、音声認識などのInterfaceと、コンテンツやサービスをCloud上で単に結びつけるのではなく、この「Clova Brain」自体で、そこにつながるコンテンツ・サービスを最適化していくことを重要視するクラウドAI プラットフォームだ。これにより、デバイス、インターフェース、コンテンツ・サービスまで最適化された一貫したユーザー体験を提供することが可能になる。

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