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2017.03.04

UQ WiMAX『W04』は最強のモバイルルーターか?

■連載/一条真人の検証日記

スマホを使うために必要な通信速度というのは、パソコンと比較すればそう速くない。パソコンと違って画面解像度も限られるし、複数のウィンドゥを開いて複数の作業することもない。オンデマンドビデオにしても、HD解像度の映像を表示しようとしなければ、必要な通信速度は一桁Mbps程度なのが普通だ。そもそも小さな画面ではHD映像のありがたみもそう大きくはないので必然ではない。

これに対して、パソコンを使うと画像編集やビデオ編集では高速な処理が必要だし、そのデータをやりとりするのに、大容量で高速な通信が必要になる。仕事で使う場合などは、大容量データを高速に転送できるか?が仕事の効率に大きく影響してくることになる。

最近ではスマホのモバイル回線も月25GBとか月30GBとか大容量な契約がわりとコスパよく使えるようになってきたのだが、パソコンでヘビーに使うと、その容量でも心許ないのが現実だ。そんなときに頼りになるのが通信容量無制限な契約ができるUQのモバイルルータだ。

そのUQのモバイルルータは最近、W04という新ラインアップを追加した。UQのモバイルルータは最近では2つのメーカー、NECとファーウェイから提供され、異なる通信方式を使っていたのだが、今回の世代では両者の通信方式は同じものになった。これは従来、NECのものが採用していた4×4MIMOとファーウェイが使っていたCA方式、どちらもダウンロード最大220Mbpsの帯域をCA(キャリアアグリゲーション)によって束ね、ダウンロード最大440Mbpsという驚異的なスピードを出せるというものだ。

ドコモが提供するスマホ回線などもカタログスペックとしてはすでにダウンロード最大300Mbpsを超えるものになっているが、実際に都内で測定すると100Mbpsを超えていれば「非常に速い」という感じなのだが、僕の実測で前モデルのWX03は実に最速時に300Mbp近いスピードを出し、100Mbpsぐらいはちょっと条件がよければ普通に出るという感じだった。スマホでテザリングしているよりも速く、大容量を使えるとなれば、パソコンで仕事をするのに、これを使わない手はない。

さて、そんなWiMAX2+にも弱点があった。それは3日間の通信容量がある程度を越えると、通信容量制限がかかってしまうというルールだ。これが容量使い放題なコースで契約してもかかってくるので、使い放題が生きなかったのだ。

大ざっぱに言うと、これは3日間で3GB以上を使うと次の日の午後1時から24時間、通信速度が5Mbps以下に制限されてしまうというものだった。これではつらい。

しかし、そんなルールも2月2日に新しいルールとなり、3日で10GB以上使うと、次の日の午後6時から午前2時まで1Mbps以下に制限されるようになった。普通のビジネスユーザーであれば、3日で10GBも使うことはないし、速度制限されるのは午後6時から午前2時という限られた時間なので、仕事に影響を及ぼしにくい。

これで新世代WiMAX2+はそのポテンシャルを発揮し、バリバリと仕事に使えるように生まれ変わったのだ。

細長くスマホのようにも見える「W04」。
細長くスマホのようにも見える「W04」。

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