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下手なコンパクトカーより高機能なスズキの新型『ワゴンR FZ』

2017.02.28

NAエンジンに14インチタイヤを組み合わせるワゴンR FZの走りは、ほとんど感動ものだった。NAエンジンでも出足から滑らかに静かに加速し、乗り心地はしっかりしっとり上質。新プラットフォームの剛性の高さからサスペンションがよく動き、段差や荒れた道を走破してもショックを一発で不快な振動を残さずいなすため、実に快適だ。これまた下手なコンパクトカーより上質な乗り心地を提供してくれるのである。

14インチタイヤの空気圧が適正化された
14インチタイヤの空気圧が適正化された

モーターのみのクリープ走行を示すインフォメーション
モーターのみのクリープ走行を示すインフォメーション

パワーステアリングは適度な重さで安心感たっぷり。しかも切っていったときの自然な操舵フィールが好ましく、運転のしやすさ、気持ち良さは文句なし。先代より運転席が15mm低まったこともあり、例えばカーブ、山道、高速レーンチェンジなどのシーンでより低重心感覚ある安定した走りが可能になっている。

すっきりした前方視界とかけ心地のいいシートが魅力
すっきりした前方視界とかけ心地のいいシートが魅力

個人的にはロングドライブや登坂路走行をより快適に楽々こなせるターボモデルに惹かれるが、標準スタイリッシュ系のFZにターボは用意されない。ムーブやN WGNの標準車にはあるのに、である。理由は「ターボを好むユーザーはスティングレーに行く」というスズキの過去の販売経験からだが、先代のスティングレーに相当する新型はFZグレードであり、少なくともFZにはターボを用意してほしいと思わずにいられない。

それはともかく、新型ワゴンRの完成度、使い勝手はどう見てもクラス最上だ。ハイトワゴン系のパイオニアとしてのプライドが、最良のハイトワゴン=ワゴンRを造り出したと言えそうだ。

標準系のFZでも完成度はきわめて高い
標準系のFZでも完成度はきわめて高い

後席格納時にほぼフラットになる拡大ラゲッジが自慢
後席格納時にほぼフラットになる拡大ラゲッジが自慢

文/青山尚暉

モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。自動車専門誌の編集を経て、現在、モータージャーナリスト、愛犬との快適安心なカーライフを提案するドッグライフプロデューサーのふたつの肩書を持つ。小学館PETomorrowでも「わんこと行くクルマ旅」を連載中。最新刊に「愛犬と乗るクルマ」がある。

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