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2018.02.27

在宅勤務の実態は?悲喜こもごもをフリーランスに聞いてみた

 昨今、ワークライフバランスの見直しに伴い、企業による「在宅勤務」の導入が注目されている。過去には仕事をする場所にとらわれない「ノマドワーカー」も話題を集めたが、政府も情報通信技術を駆使した「テレワーク」に関心を示すなど、職場ではなく「自宅を職場にする」という取り組みに興味を持つ声も少なくない。

 しかし、物事の真理とは表裏一体だ。気楽なイメージもつきまとう在宅勤務であるが、仕事の環境が変わるがゆえの苦労もある。そこで、在宅勤務の悲喜こもごもを知るため、フリーランスとして活躍する方々にお話を伺った。

注目される「在宅勤務」実態とは?その“悲喜こもごも”をフリーランスに聞いてみた

◎スケジュールや作業環境を“自由”に選べるのが在宅勤務のメリット

 在宅勤務のメリットとして、期日通りに成果を出せばよいので「1日のスケジュールを柔軟に決められる」と回答してくれたのは、20代男性の放送作家・Aさんである。「起きる時間も自由だし、余裕があれば突発的に『休もう!』と思えるのは大きいですね」と話してくれたが、さらに「決まった場所へ出社する義務もないので、満員電車に揺られるストレスも少ない」と答えてくれた。

 一方、30代女性のライター・Bさんは「自分の体調に併せてスケジュールを管理、調整できる」とその利点を伝える。自宅以外にも「カフェやファミレスなど、通信環境さえ整っていれば仕事をする場所は自由」と話してくれたが、自分なりに「仕事をしながら音楽を聴いたり、テレビを見たりできるのも気楽です」と効率よく仕事を進めるための工夫もしているという。

 また、3才の子供を持つ30代女性のライター・Cさんは「育児中なので、わが子といっしょに過ごす時間をたくさん取れるのはメリットですね」と話す。さらに「休日は混み合うスポットでも、平日に足を運べるのは大きい」と、成果が求められる在宅勤務ならではの利点を語ってくれた。

◎自宅で仕事ができるからこそ保育園を断られたことも

注目される「在宅勤務」実態とは?その“悲喜こもごも”をフリーランスに聞いてみた

 3人の回答を見ると、おおむね「自分の時間」を自由に決められるというのは、在宅勤務ならではの大きなメリットのようにもみえる。しかし、自由があれば不自由もあるというのが世の常。在宅勤務が中心となるからこその、デメリットもある。

 気が付けば「ある時ふと『ヤバい、外に出てない!』という思いに駆られる」と答えてくれたのは、20代男性の放送作家・Aさんだ。「インドア志向な人が在宅勤務になると、かなりの確率で外に出なくなると思います。今はネット通販もあるので、それだけで事足りますからね」と日常生活を振り返るが、「自宅と職場で環境を切り替えられないので、1日中『仕事しなきゃ』という意識に駆られる」と、プライベートと職場が合わさる環境ならではの心労もあるようだ。

 また、生活のスケジュールが柔軟になる一方で「たびたび夜更かしをしてしまい、昼夜逆転して起きるのが昼過ぎや下手すれば夕方になるときもある」と自己管理の厳しさを伝えるのは、30代女性のライター・Bさんだ。周囲から「在宅での作業は『楽なイメージ』があるのか、土日が休みだと思われない」と、イメージとは異なるギャップに悩まされるときもあるという。

 さらに、「出勤と退勤の概念がないので、スケジュールをしっかり組まないと24時間働き続けることになる」と時間の大切さを伝えるのは、30代女性のライター・Cさんだ。過去には「保育園へ申し込むときに『自宅での仕事なら育児もできるでしょう』とあしらわれたこともある」と子を持つ親として苦い経験を味わったというが、「これから小学校などへ上がったとき、PTAの役員などを押し付けられないか心配」と不安を打ち明けてくれた。

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