■保活の都市伝説「偽装離婚」実際にやった人がいた!
ひとり親だと保育園に入りやすくなるという入園基準の裏をかき、一時的に籍を抜くという「保活離婚」。都市伝説的に語られているが、保活経験者はこの保活離婚をどう思っているのだろうか。
保活で苦労した人が多いからか「実際にやる人はいると思う(72.3%)」と多くの回答を得た。また「実際にやった人を知っている(6.5%)」「自分がした(0.3%)」の回答も寄せられた。「”保活のためにここまでする?”と思えるような手段」について聞いたところ、「(保活離婚を)実際にやった人が近くにいたが、本末転倒だと思った」「そういう(保活離婚を行った)家庭を通報できる行政システムが必要」と批判的な意見も寄せられた。また保活離婚のほかにも、保育園に入るために「親と同居しているが、一時的に親に遠方に引っ越してもらう」や「夫と別居をする」といった、保育園に入るための苦肉の手段も寄せられた。
【調査概要】
調査期間:2017年1月26日~1月31日
調査対象:保活経験者の女性:346名
調査方法:キッズライン登録者向けのアンケート調査
文/編集部