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2017.02.27

AIの覇権争いは「Alexa」が一歩リード!?AmazonにできてGoogleやAppleにできないこと

■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議

 スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は2017年早々に開催された家電見本市「CES 2017」について話し合います。

CES2017年から革新が始まるか?Amazonの強大な影響力

■Amazonの「Alexa」があらゆるデバイスに

房野氏:年明けすぐにラスベガスで世界最大の家電見本市「CES 2017」が開催されました。取材に行かれた石川さん、石野さんに印象をうかがいたいと思います。今回はスマートフォンも発表されましたね。

房野氏
房野氏

石川氏:発表されたスマホ(ファーウェイの「Honor 6X」とASUSの「ZenFone AR」「ZenFone Zoom」)はデュアルカメラを搭載していて、以前予想したようにデュアルカメラが着実にトレンドになっているのを実感しています。発言し続けてよかった(笑)。

 これと、異常に影響力があると感じたのがAmazonの音声認識技術「Alexa(アレクサ)」です。これを利用できる通信機能付きスピーカー「Amazon Echo」が数百万台くらいと非常によく売れているそうで、Alexaに対応する機器がとても多いCESでした。

 Google AssistantかAppleのSiriかという、スマホ上の音声エージェントの戦いかと思いきや、Alexaが人気で、それに対応したプロダクトが増えてきていることを考えると、スマホ以外で話しかけるプロダクトが増えてくるのかなと思います。Amazon Echoに対抗する製品に「Google Home」があって、実際に自分も試してみたんですけど、確かに音声でやり取りできるのは便利だし、アメリカならではという感じ。これが日本でどう出てくるのか注目です。ということで、音声エージェントが2017年のトレンドになると感じています。

Amazon Echo
Amazon Echo

石川氏
石川氏

石野氏:CES期間中はラスベガスのホテルが高額で、展示会場もあいかわらず広かったです。あと、ASUSには「別会場で発表会をやるのを止めてくれ」と思いました(笑)

 というグチは置いておいて、CES期間中に発表されたスマホを見ると、Tango(GoogleのAR技術)対応スマホがあり、デュアルカメラありと、カメラの新しい提案がありました。デジカメにはできない、スマホならではの領域で面白かったです。

 Alexaは本当に多かったですね。冷蔵庫、クルマ、何から何までAlexa対応でした。スマホはファーウェイが2月から「Mate 9」でAlexa対応するという話でした。Androidスマホには音声検索機能の「OK Google」がある中で、Alexaを搭載してどれだけ意味があるかは微妙なところですが、冷蔵庫だったら中を見て、牛乳がないなと思ったら冷蔵庫に話しかけて、Amazonに注文すれば、その日か次の日に届く......こういうのはストーリーとして分かりやすくていいなと思いました。LGがAlexaに対応した冷蔵庫を出していましたが、ウチのキッチンには大きすぎて置けません(笑) コンパクト版を作ってほしいと思いました。

 スマホという観点だと、2月下旬の「MWC」(Mobile World Congress バルセロナで開催されるモバイル関連に特化したイベント)が本番。ASUSが先走りで全力なものを出していますが、デュアルカメラは幅広いレンジに広がってきている。もともとiPhone 7 PlusやP9といった高額な端末に載っていたデュアルカメラですが、ZTEやファーウェイなどがミッドレンジ端末まで搭載し始めた。

 また、デュアルカメラといっても、ファーウェイはぼかす、ASUSはiPhoneに似たアプローチでズームに使う、センシングに使うなど、色々なアプローチがあって面白いと思いました。カメラのセンサーを作っているソニーも、もうちょっとがんばってほしいですね。社長の平井さん(ソニー 社長兼CEO 平井一夫氏)が「インカメラがデュアルレンズになったら面白いんじゃないか」ということを言っていて、確かにそれは面白そうで、早くXperiaに載せてほしいという感想を抱きました。

 また、以前は中国の小さいメーカーの出展がちょいちょいあって、もう少し勢いがあった気がするんですけど、出展が減った印象もありました。ファーウェイが勢いづいていて、パワーバランスが少し変わったかもしれない。ただ、僕自身、展示ブースはそんなに見ていないので、探せなかっただけかもしれないですけど。

石野氏
石野氏

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