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2017.02.26

テレビ東京・秋元玲奈のナナナ不思議「台湾・金門島を取材して感じたこと」

■連載/テレビ東京・女子アナウンサーのナナナ不思議

先日、『未来世紀ジパング』(毎週月曜夜10時〜放送中)の取材で1年ぶりに台湾に行って参りました。今回は前回取材に来た際には行けずに念願となっていた“中台関係最前線の島”と言われる金門島にも立ち寄ることができました。

この金門島は、1950年代から1990年代に中国と台湾の軍事的緊張が高まった「台湾海峡危機」の舞台ともなった島です。台北からプロペラ機に乗って約1時間。夜に到着したので、その日はおいしい台湾料理をいただき、取材は次の日から。

テレビ東京・秋元玲奈のナナナ不思議「金門島を取材して感じたこと」
(C)テレビ東京、DIME

夕食後に外を歩いていると、きれいなお寺に出会いました。台湾のお寺は色使いが本当に鮮やかで、町の夜景にとても映えます。中が開放されていたので、スタッフと共に明日の取材に向けてしっかりとお祈りさせていただきました。

テレビ東京・秋元玲奈のナナナ不思議「金門島を取材して感じたこと」
(C)テレビ東京、DIME

この日は台北や台湾の他の地域との違いはあまり感じられなかったのですが、一夜明けて島を取材してみると、やはり「特別な島」であることを感じずにはいられませんでした。

テレビ東京・秋元玲奈のナナナ不思議「金門島を取材して感じたこと」
(C)テレビ東京、DIME

まず、中国大陸との距離に驚きました。台湾本土から約270キロも離れているのに、中国の福建省・廈門(アモイ)まではわずか10キロに位置するという金門島。海岸から厦門を肉眼で見ることができましたし、泳いで中国大陸に渡ることもできそうな距離です。

そして島の至る所に見える戦いの爪痕も、これまで描いていた台湾のイメージとは違うものでした。車で島内を走っていると、道路には兵士が隠れて銃を構えるための穴がいくつも作られており、緊急時にはいつでもすぐに使えるよう、穴がきれいに残されているのも衝撃でした。

1958年の「台湾海峡危機」で戦いの現場となった村の民家の壁には無数の銃弾の跡が残っており、当時の戦いの激しさを物語っていました。取材中、戦いで家族を亡くしたというお年寄りに出会ったり、当時、指揮を執ったという元軍人の方にもお話を聞くことができました。そして、島全体を見渡そうと太武山をのぼると、蒋介石がかつてこの島に残したという巨大な石がありました。「いつか大陸に戻ることを忘れてはならない」という思いが込められているそうです。

テレビ東京・秋元玲奈のナナナ不思議「金門島を取材して感じたこと」
(C)テレビ東京、DIME

今回金門島を訪れて、ここは中台関係というとても複雑な問題の間で長年板挟みにあってきた特別な場所なんだということを改めて肌で感じることができました。現在、この金門島には中国大陸、そして台湾本島からも沢山の人たちが過去の悲劇の歴史を知りたいと訪れているそうです。複雑な中台問題の板挟みだった島が、時間はかかるかもしれないですが、いつか両岸関係をよりよくするための架け橋のような存在になっていくかもしれない。
帰りのプロペラ機に揺られながらそんなことを思いました。

※台湾を取材した『未来世紀ジパング』はテレビ東京ビジネスオンデマンドで見ることができます。

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