
キングジムは、ラベルライター『テプラ』が子どもの持ち物への名前付けに使用されていることから、25~45歳の母親400名に「新入園・新入学準備の名前付け」に関する意識調査を実施した。
■76.8%の母親が持ち物への名前付けが大変と回答
「子どもの入園・入学前の準備で、大変だと感じたこと」を聞いたところ、76.8%の母親が「持ち物への名前付けが大変」という結果になった。
また、「小さいものに、名前シールを貼るのが大変だった(43歳・山口県)」、「数が多いので根気がいる(43歳・石川県)」、「名前付けは用紙に書くわけではないので、書きづらい(30歳・高知県)」、など、子どもの入園・入学準備のなかでも、特に持ち物への名前付けに苦労していることがわかった。実際に、「名前付けをする持ち物の点数」も調査したところ、50.7%の人が21個以上のものに名前付けをしていると回答。筆記用具や算数セットなど数が多いものに一つ一つ名前付けをする必要性があることもわかった。
■55.7%が2月・3月に名前付けを開始するも、意外と時間がかかる?
「名前付けを開始した時期」を聞いたところ、55.7%が入園・入学直前の2月・3月に名前付けを開始している。また、「名前付けにかかった時間」は35.4%の人が6時間以上かかっており、中には1週間以上かかったという人も8.2%いた。
「やるときは集中して一気に行なう(37歳・埼玉県)」、「中断しないようにできるだけまとまった時間に一気にやる(43歳・東京都)」など、まとまった時間を取って一気に名前付けを進めてしまう、といった意見も目立った。
■51.3%が「絵やマークなどで装飾したい」と回答
自分の子どものために、「名前付けでこだわりたいポイント」と聞いたところ、51.3%が「絵やマーク、書体、フレームなどで名前ラベルを装飾したい」と回答。また、「名前付けで困った・不満だったこと」を聞いたところ、58.7%が「持ち物の数が多く、時間がかかった」、40.1%が「きれいに仕上がらなかった」という結果になった。「子供だけのオリジナルな名前シールが作れたらうれしい。(28歳・鳥取県)」、「本人が分かりやすいように絵を入れる(37歳・東京都)」、「シールは名前が被っても区別がつくように、マークや色など選べるといいと思う。(34歳・東京都)」、などの回答から、限られた時間の中でも、オリジナリティのある名前付けをしたいと考えている母親が多いことがわかった。
文/編集部