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【開発秘話】発売から2か月で10万台以上出荷した『ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi』

2017.02.21

■消費者とのコミュニケーションを重視

 発売後の売れ行きは期待通りのこと。アプリのダウンロード数も取材時(2017年1月30日)で10万を越えるほどだった。

 期待通りに推移しているのは、消費者とのコミュニケーションを重視したプロモーションの成果でもあった。制作したテレビCMやスペシャルムービーでは、人と人が「つながる」コンセプトを前面に出して訴求。また、2016年12月に、「つながる」というコンセプトを体感してもらうためのイベントを東京・原宿で開催。全国のユーザーが『バリスタi』でコーヒーを淹れて飲むと、そのときの気分に合わせた曲が流れるようにしたり、どのようなレシピが全国で飲まれているのかをリアルタイムで表示するといった内容を実施した。

 また、実際に『バリスタi』使い体感してもらうことも重視。スーパーや家電量販店の店頭で操作してもらい試飲するといったイベントを継続して行なっているという。

★★★取材からわかった『ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi』のヒット要因3★★★

1.コーヒーの本質的な価値の追求

 コーヒーの本質的な価値の一つが、「つながりを生むこと」。たとえ離れていてもつながることができ、一緒にコーヒータイムを共有しコミュニケーションが図れることを可能にした点が共感を呼んだ。

2.問題を解決

 スマホを介して「つながる」ことができる機能は、ライフスタイルの変化により希薄になっていた人と人とのつながりを、コーヒータイムを通じて取り戻すことができる。この点が大きく評価された。

3.『バリスタ』の価値浸透

『バリスタ』はエコ&システムパックに詰めたレギュラーソリュブルコーヒーを使い、簡単な操作で美味しいコーヒー淹れることができる。これまでの販売活動で『バリスタ』の基本的な価値が浸透していたからこそ、『バリスタi』も受け入れられた。

 専用アプリをインストールしたスマホと接続して使うこともあり、『バリスタi』はIoT(モノのインターネット)という最新テクノロジーを搭載したコーヒーマシンと見られがちだが、こう捉えるべきではない。人と人とのつながりが希薄になってきたという問題を解決に導こうとするソリューションも提供するコーヒーマシンと見るべきである。

製品情報
https://nestle.jp/brand/nba/abouti/

文/大沢裕司

ものづくりに関することを中心に、割と幅広く色々なことを取材するライター。主な取材テーマは商品開発、技術開発、生産、工場、など。当連載のネタ探しに日々奔走中。

■連載/ヒット商品開発秘話

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