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2018.02.24

ゼロを制すものはビジネスを制す!さおだけ屋に聞く0円ビジネスのからくり

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「0(ゼロ)」に勝る数字はない――。様々な著書などで「数字の有効な使い方」を指南してきた会計士の山田真哉さんはこう言う。今、なぜ0円が増えているのか。商売の狙いや得する利用法などを聞いた。

【Q1】無料サービスが増えているのは景気が回復してきているから?

「えっ、これもタダ!?」と思わず驚いてしまうほど、最近は「0円」ビジネスが広がっています。

「0円観光&レジャー」や「リサイクルサイト」なるものまで登場し、盛況となっています。

 残念ながら、それらは景気が回復し、企業が太っ腹になったから始まった〝サービス〟ではありません。「0円戦略」を有効活用できるジャンルが広がってきたことが大きな要因です。

「0」という数字には強い訴求力があります。新規事業を立ち上げる時、あるいは、既存のビジネスで競争相手に対抗する際、「0円」「無料」という打ち出しは、強力なアピール。短期間で大きなシェアを獲得できます。

 私の知人に、『タダコピ』という学生を相手にした無料コピーサービスを始めた人がいます。用紙の裏面に広告を掲載し、その広告料でコピー代を無料にする仕組みで、まもなく全国各地の大学に導入されました。

◎「損」の悲しみは得より2倍強い

 行動経済学の「プロスペクト理論」で実証されているとおり、人間は「得」した喜びよりも「損」した悲しみが2倍強いため、自然と損失を回避する動きを取るものです。だから、確実に損しない「0円」「無料」に飛びつく。キャンペーンを仕掛ける企業側は、この心理を巧みにつき、ビジネスを展開します。企業側の狙いや「0円」にできる背景を知っておくと、あとあと後悔することもなくなります。

 例えば私も、ウェブ上の「無料一括引っ越し見積もりサービス」を利用したことがあります。ところがその後、いろんな引っ越し業者から大量に電話がかかってきて、対応に苦慮したことがありました。広告メールが大量に来たため、アドレスを変えたという話も聞きます。

「0円」や「無料」の代償として、自分たちは何を提供するのか。その結果として、何が予想されるのか。事前にそれらも押さえておくと、より気持ちよく利用できるようになります。

【A1】×

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