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2017.02.12

企業のCFOに聞く2017年注目するリスクとイベント

企業経営の参謀として様々な課題に直面するCFO(Chief Financial Officer: 財務担当役員)。デロイト トーマツ グループは、ファイナンス組織の能力向上に寄与することを目的に、CFOの意識調査を実施しているが、今回はマクロリスク及びロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)や、人工知能(AI)が業務に与えるインパクトについて意見・見解を尋ねた。特に、RPAは、経理処理などルールの決まった処理を複数のシステム(エクセル、ERP、メールなど)をつないで作業自体を自動化する仕組みで近年注目を集めている。

■経理業務の自動化

AIとRPA各々について業務のどの部分に適用可能か聞いたところ、「ほとんどない」の回答は10%以下(AI:9%、RPA:2%)。半数以上のCFOが「AIに置き換えられる業務がたくさんある」と回答しており、RPAについては、「RPAに置き換えられる業務がたくさんある」との回答が40%に上ったことと合わせて、「間接業務のある程度の部分」及び「ごく簡単な標準定型業務」に導入可能という回答が各々1/3近くに上った。現時点でかなりの人数のCFOがこれら技術の実際の業務の現場への適用の可能性に期待していることがわかる。

RPAがAIとの対比においてどのようにとらえられているのか聞いたところ、RPAは有益な自動化ツールではあるが、大きな恩恵は後の認知知能(CI:Cognitive Intelligence)または人工知能(AI:Artificial Intelligence)によってもたらされるとの回答が46%と最多だった。また、16%のCFOが「純粋なITの一種に過ぎない」との回答だった。

RPAとは工場でロボットが組立やパッケージングをするように、例えば人事、経理財務、調達、営業事務などの業務領域で、人による処理行動と全く同様に各種アプリケーションを操作することができるソフトウェアのことで、いわばソフトウェアを動かすソフトウェア。CIやAIの開発によるさらなる恩恵は大いに期待できる一方で、既に企業で使われているERPやメールソフト、表計算ソフトなどをそのままに、従来、人が手作業によって行なっていた入力やデータ連携の多くを自動化することで、大規模なシステム導入やプログラムの修正・変更をせず、短期間、低コストで導入できる点が最大の特徴だ。

「デジタル人材」は、人に代わりうる可能性を指しており、「RPAもAIもデジタル人材の導入になりえる」が38%と、回答の多さから期待が高いことがうかがえる。一方、コメントではAIやRPAを使いこなせる人材の育成が課題、との指摘があった。

 

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