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2017.02.08

建設技術者の有効求人倍率は5.47倍!人手不足はさらに深刻に

【建設技術者の有効求人倍率は5.47倍!人手不足はさらに深刻に】

ヒューマンホールディングスの事業子会社で、人材紹介・エンジニア派遣・行政自治体向けアウトソーシング事業などを行なうヒューマンタッチは、最新の人材市場に関する公的データをまとめた『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report2017年1月』を発表した。レポートでは建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめられている。

1.建設業界のトピック

■建設技術者の有効求人倍率は5.47倍に達し過去最高となる

当レポートにて毎月掲載してきた「建築・土木・測量技術者(建設技術者)」の有効求人倍率の推移を長期時系列で見ると図表1となる。リーマンショック後の2009年には0.84倍と人手は余っている状況であったが、その後、景気が回復基調で推移する中、2011年以降は一気に上昇した。昨年、2016年の1月は4.58倍という非常に高い倍率でスタートし、4月には4.10倍に低下して落ち着いたかに見えたが、その後、上昇に転じた。9月にはついに5倍台に突入し、11月には5.47倍にまで達した。これは、現在の職業分類で統計が発表されている2001年以降で最高の倍率である。このように、2016年は、建設技術者の人手不足が今までにないレベルに達した年であったと言える。

■求職者数の減少傾向に歯止めかからず

次に、建設技術者の有効求人数と有効求職者数の推移を、経済成長率(実質GDP伸び率)も合わせて長期時系列でみると図表2となる。グラフから分かるように有効求人数は基本的に経済成長率と比例して増減している。一方、求職者数は2009年以降、減少の一途を辿っており、これが建設技術者の有効求人倍率が急激に上昇した大きな要因だと考えられる。2016年の数値は11月までの累計値であるが、有効求人数は56万8928人で前年比97%に達しており、年間では前年を上回ることは確実だと思われる。しかし、求職者数については12万1219人で前年比84%レベルにとどまっており、前年割れとなりそうである。このように、求職者数の減少傾向に歯止めがかからない状況が続いており、東京オリンピックに向けて建設投資が堅調に推移すると想定するなら、今後についても建設技術者の確保が非常に困難な状況は続くと考えられる。

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