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2017.02.07

来月開幕!世界最大の時計見本市「BASEL WORLD」昨年のトレンドをおさらい

失速傾向にある世界経済の煽りを受け、存在感が薄れつつある高級ブランドになりかわって俄然、魅力を増しているのが、中価格帯機を得意とする時計ブランド。コストがかさむ職人の手作業工程を製造技術でカバーし、量産ベースの工業製品としての完成度を飛躍的に高めているからだ。

世界最大時計市「バーゼル」

《 TOPIC 1 》
課題箇所に対処し、格上ブランド級の魅力を引き出したチューンアップモデル

◎これから求めるべきは〝安くて、良いモノ〟

 中価格帯機のアップグレード感がただものではない……。それが2016年の「バーゼル」を俯瞰した感想である。量産モデルだからこそのスケールメリットを存分に生かし、価格以上の内容で堂々勝負してきているのだ。中でも今年の〝超バリュー〟な時計がこの4本である。

 セイコーは『アストロン』のシンプルモデルをリリース。機能を絞り、世界最薄のGPSソーラーを打ち出した。ケース厚12.4mmとは、既存の電波ソーラーモデルと同程度。シャツの袖口に引っかからず、スーツ着用時の装用感がこれまで以上にスマートとなるはずだ。

 ハミルトンは新コレクション『ブロードウェイ』を発表。人気モデル『ジャズマスター』のドレス感と『カーキ』のカジュアル感を両取りするような、オンオフ問わないテイストに評価を集めている。しかもデザインしすぎていないから、大人の趣向に合うのである。また、このブランドはディテールへのこだわりも強い。キーパーソンであるプロダクトマネージャー、アレックス氏の功績なのだが、腕に載せた時の満足感が驚くほどに大きいのである。正面はもちろん、あらゆる角度からの隙のなさは、プロダクトとしての完成度の高さを示すものだ。

 一方、ティソは生産体制をますます強化して、価格優位性で他を圧倒する。その極みとも言えるのが、新作『ティソ PRS516オートマティック』。プレミアムブランドが使用するカーボンフィルムを文字盤とベゼルに使用して、なおかつこの価格を実現するのは、正直ティソ以外に考えにくい。もちろん仕上げも、非の打ちどころがない。

 最後はブライトリングだが、同社のエントリーモデル『コルト』が、日本限定仕様でプレミアム感を手に入れている。アラビア数字を廃した文字盤は、シックな印象を導き、ポリッシュ仕上げに変更されたブレスレットによって物理的にも輝きを増している。これなら百貨店の店頭で格上モデルと並んでも、決して引けを取らないだろう。

 価格度外視でモノづくりが進む高級ラインではなく、ブランドが努力を重ね、チューンアップしたモデルに視線が集まるのは必至なのである。

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