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2016年の世界の不動産投資額は前年比8%減の6510億ドル

2017.01.30

総合不動産サービス大手のJLLがまとめた投資分析レポートによると、2016年通年の世界の商業用不動産投資額は、速報ベースで前年比8%減の6510億ドル、2016年第4四半期の投資額は、前年同期比7%減の1960億ドルとなった。

日本の2016年通年の投資額は、前年比1%減の338億ドル(円建てでは前年比11%減の3兆6700億円)となった。JLLは、2017年の世界の商業用不動産投資額の見通しを6500-7000億ドルとしている。世界の商業用不動産投資をまとめたレポート(確報)、並びに日本の不動産投資に特化した分析レポート「ジャパン キャピタル フロー (Japan Capital Flows)」は、2月上旬に発行予定。

分析レポートのハイライトは以下のとおり。

・2016年通年の世界の商業用不動産投資額は、速報ベースで前年比8%減の6510億ドルとなった。2016年第4四半期の投資額は、前年同期比7%減の1960億ドルとなった

・2016年通年のアメリカ大陸の投資額は、前年比9%減の2860億ドルとなった。2016年第4四半期は前年同期比6%減にとどまり、2016年前半にみせた減少幅が小さくなっている。EMEAの投資額は、ロンドン市場における取引額が現地通貨で前年比30%減となったものの、EMEA全体では前年比12%減2360億ドルとなった。アジア太平洋地域の投資額は、前年比4%増の1280億ドルとなった。2大市場である日本とオーストラリアで投資が減少した一方、シンガポール、中国、韓国で投資額が伸びた。

・日本の2016年通年の投資額は、前年同期比1%減の338億ドル(円建てでは前年同期比11%減の3兆6700億円)となった。また2016年第4四半期の投資額は、前年同期比39%増の81億ドル(円建てでは前年同期比25%増の8830億円)となった。

限定的な物件の市場供給により、2015年第4四半期以降前年同期比での投資額停滞傾向が続いていたが、今四半期の投資額は4四半期ぶりに前年同期比で2ケタ成長となった。年末にかけて売り物件の市場供給が増加したことが投資額増加に寄与しているものと考えられる。実際、2016年第3四半期までは、スポンサーから物件を取得するケースが多いJ-REITによる取得が全体投資額の約半分を占めていたものの、2016年第4四半期においては3割程度に留まっており、他方、私募ファンド等による投資額が増加している。

売買当事者間の希望価格のかい離および金融機関の積極的な貸付によるリファイナンスの容易化は依然として物件の市場供給減少の要因となっている。特に2016年は500億円を超えるような大型物件の供給が前年と比較して非常に限定的であった。セクターごとの投資額に着目すると、年間を通して物流施設やホテルに対する投資額が増加しており、主にオフィスやリテール、住宅といったセクターをターゲットとしていた投資家が、これらのセクターへの投資に参入する動きが多くみられた。

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