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定額でデータ量は天引きのau「世界定額」は本当に使いやすいのか?

2017.01.27

■複数国で使っても24時間までなら980円、速度はまずまず

 うれしいのは、世界データ定額に対応している国であれば、複数の国で使っても1回ぶんの980円で収まるところだ。筆者の場合、乗り継ぎをしたカナダで世界データ定額をオンにして、その数時間後にラスベガスに到着したが、飛行機が着陸してすぐにアメリカでも電波をつかみ、そのまま通信することができた。これが2980円だと少々躊躇してしまうが、980円なら「とりあえず、1日ぶんは使ってみるか」と思えてくる。きっちり24時間ぶんカウントされるため、日本時間でカウントされる従来のデータローミングとは異なり、時差の関係で2日分の料金になってしまう心配もない。

 カナダもアメリカも、ともにLTEに接続された。カナダは空港だけ、アメリカもラスベガスの主要な場所にしか行っていないが、ほとんどの場所で3Gに落ちることがなく、快適に通信できた。CESは展示会場や記者会見の会場などの狭い場所に人が密集するため、かつてはいわゆる“パケ詰まり”も起こっていたが、今回に関してはそういったトラブルとも無縁だった。

ラスベガス屋内での通信速度。
ラスベガス屋内での通信速度。もう少し速い場面もあったが、“日本並み”を期待していると肩透かしを食う

 ただし、LTEとはいえ、速度に関しては過剰な期待は禁物だ。実際、ラスベガスの屋内で速度を測定してみたところ、下りは5.89Mbpsほど。Webサイトを見るぶんには十分なスピードと言えるのだが、オンラインストレージなどから写真などをダウンロードするにはやや物足りない数値だ。しかも国際ローミングの場合、パケットはいったん日本を経由してインターネットにつながることになる。そのため、応答速度(PING)の数値が著しく悪くなる。

■料金は980円で、現地SIMより割安になることも

 料金は24時間980円だが、auの会員制プログラムである「au STAR」に申し込んでいると、1日ぶんが無料になる。au STARの加入には、特に条件はなく、料金もかからないため、渡航前に忘れずに申し込んでおくようにしたい。実際、筆者は現地SIMを買う前と買った後、それぞれ1回ずつ使ったが、1回ぶんが無料になったため、料金は980円しかかからなかった。

たっぷり48時間ぶん使ったが、あとから980円引かれるため、料金は980円しかかかっていない計算になる
たっぷり48時間ぶん使ったが、あとから980円引かれるため、料金は980円しかかかっていない計算になる

 手軽に使える世界データ定額だが、他の通信手段と比べて料金はどうか。ラスベガスでは、全米第2位のキャリアであるAT&TのSIMカードを購入したが、同社のSIMカードは1枚約10ドル(約1164円)。ここに、データ定額プランなどを付け足していく形になる。その料金は、通話定額に4GBのデータ通信がついて45ドル(約5236円)。8GBのデータ通信をつけると、60ドル(約6982円)になる。8GBのデータを使おうとすると、合計で8000円以上かかってしまうのだ。

アメリカの場合、プリペイドSIMを買うより割安になる
アメリカの場合、プリペイドSIMを買うより割安になる

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