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2017.01.27

定額でデータ量は天引きのau「世界定額」は本当に使いやすいのか?

■連載/石野純也のガチレビュー

 国際ローミングと言えば、どうしても“割高”なイメージがつきまとう。特にデータ通信は、かつて青天井になっていた時代もあるため、利用に二の足を踏みがちだ。定額制が導入されてからも、料金は1日最大2980円で、しかも1日が日本時間でカウントされるという料金体系が一般的だった。3キャリアとも0円からの2段階制になっているとはいえ、上限に達するのは24.4MBほど。マップを開いたり、SNSを使ったりすれば、すぐに2980円かかってしまった。

 これだと、10日間使っただけで、料金は約3万円。せっかく海外に行ったのなら、そのコストでおいしいものを食べたり、お土産を買ったりしたいと思うのは、自然な話だ。そのため、やや長めに海外に滞在する際は、国際ローミングをオフにしてWi-Fiでネットにつないだり、空港で海外対応のWi-Fiルーターをレンタルしたりするのが一般的になっている。スマホや通信の知識のある人なら、SIMフリースマホを買って(もしくはSIMロックを解除して)現地キャリアのSIMカードを買うこともあるはずだ。かく言う筆者も、SIMフリースマホと現地SIMが手放せない1人だった。

 このような国際ローミング事情に一石を投じたのが、auの導入した「世界データ定額」。以前の海外ローミングとの違いは、カウント方法が1日ではなく24時間単位で、しかも1回980円しか料金がかからないところにある。従来の海外向けデータ定額と比べると、その料金は約1/3で、10日使っても1万円かからない。代わりに、使ったぶんのデータ量は、契約しているプランから引かれる。つまり、5GBプランを契約しているのであれば、海外でも5GB使えるというわけだ。従来の国際ローミングと比べて圧倒的に安く、使い勝手もよさそうなこの世界データ定額を、ラスベガスで行われた「CES 2017」の取材に合わせ、カナダ、アメリカで使ってみた。

auの「世界データ定額」をアメリカで試してみた
auの「世界データ定額」をアメリカで試してみた

■海外についたら、データローミングをオンにしてWebやアプリから申し込むだけ

 海外についたら、まずはスマホの電源をオンにする。それだけで、現地のキャリアの電波をつかみ、ローミング状態になった。ただし、この状態では、まだ音声通話やSMSしか利用できない。データ通信を利用するには、まず「データローミング」をオンにする必要がある。これまでの国際ローミングだと、ここですぐに通信がつながり、課金も開始される。

世界データ定額対象国に入ると、このようなSMSが届く
世界データ定額対象国に入ると、このようなSMSが届く

 ところが、auの世界データ定額の場合、データローミングをオンにしても、通信が始まらない。うっかりデータローミングをしてしまう心配がないのは、ユーザーフレンドリーな仕様と言えるだろう。誤ってデータローミングのまま通信し、移動中にたまっていたデータが一気に流れてくれば、それだけで2980円かかってしまうおそれがあるため、ユーザーが自ら設定できるのはうれしいポイントだ。

まずは設定から「データローミング」をオンにする まずは設定から「データローミング」をオンにする
まずは設定から「データローミング」をオンにする

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