
岩手県に本社を置く炎重工から、 世界で初めて魚群等を制御可能な生体群制御付き水槽『アクトリウム』が発売された。
『アクトリウム』は同社独自の生体群制御技術により、魚に加えて、様々な水中生物を群れごと誘導できる水槽。シンプルな2ボタン式を採用しており、左右への誘導および解放が可能だという。また時間経過とともに左右や中心、さらに深度まで自在に誘導。さらに人感センサーにより、人の動きに連動した誘導にも対応するとしている。これらの技術は、総務省平成27年度 異能vationの支援を受けて開発されたものだ。
これらの動作に連動するイルミネーションなど、ユーザーに応じた誘導演出を開発。既存水槽への組み込みに加えて、水族館レベルの超巨大水槽から、特殊形状水槽など、一般向けの小型水槽にも対応。同社ではイベント会場や科学館、水族館に最適な水槽、と説明している。
水槽サイズは幅1200×高さ600×奥行き600mm、幅1500×高さ600×奥行き600mm、幅1800×高さ600×奥行き600mm。それぞれのサイズに対応した装置、台座が付属する。なお顧客の要望に応じたシステムも用意できるという。
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文/編集部