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2017.01.26

広島カープの快進撃を支えたオークリーのアイウエア技術

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

◆リーグ優勝を陰で支えたローリング・オー・ラボ

2016年、四半世紀ぶりに広島東洋カープがリーグ優勝を果たし、「カープ女子」「神ってる」などという言葉が生まれるほど世間を大いに賑わせたのはご存じの通り。2000年以降、4~5位を行ったり来たりしていた球団が、リーグトップの打率を実現し、大躍進を成し遂げた理由のひとつがアイウエアの存在だ。

オークリーは、2016年春季キャンプに合わせて「ローリング・オー・ラボ(以下、ROL)」という眼と光、色を多角的に測定・分析する視機能測定車を製作、稼働させている。ROLがキャンプ地や球場に出向き、選手それぞれに適したアイウエアを提案してきたのだが、中には前年に比べて2分も打率が上がった選手もいるのだと言う。

「オークリージャパンが発足してから19年間、サービス担当としてトップアスリートたちと接してきましたが、2009年に誕生したマツダスタジアムは太陽がまぶしい、横浜スタジアムはLEDで見づらいなどという声をよく耳にしてきました。ところが、選手によって感じ方も影響度も、アイウエアの選択方法も全く違っていました。

そこで、ROLでマツダスタジアムや横浜スタジアムの時間帯ごとの光や人の眼に映る色合いを分析、選手個々の視機能を測定し、ベストなアイウエアを提案するようにしたんです」。そう語るのは、ROLとともに全国を巡るミスター・オークリー、露木慎吾さんだ。

メーカーは視機能について詳しくないし、眼科医はスポーツ競技特性やアイウエアについて精通していない。また、アスリートや競技団体、トレーナーは、道具や身体へのこだわりはあっても眼が競技に与える影響をおよそ知らない。

露木さんは、三者の立場を理解し、トータルに測定・分析してスポーツ競技力向上に貢献したいと考え、ROLの製作に取りかかった。

車両製作にあたって、機器の選定から使いこなす技術の習得、なにより、視機能と視環境・スポーツ競技向上との因果関係についての理解を深めることが必要だったため、準備に4年もの歳月がかかったという。もちろん、振動や耐熱温度に敏感な精密機器を搭載しているため、移動時に不具合が生じないよう対策も施したオンリーワンの車両だ。マイクロバス(全長7m)の全高を3.2mに伸ばした特注車両はなかなかの存在感を放つ。

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