■ ドイツのクリスマスマーケット
では、実際のクリスマスマーケットの内容はどうなっているのだろうか。前述のように、欧州各国の都市にはよくある街の中央広場に、さまざまな種類の露店が出店しているが、日本の縁日のような小さなテントの露店ではなく、ちょっとした山小屋のような大きさの露店が軒を連ね、それぞれの小屋の屋根にはクリスマスに関連して、トナカイのそりに乗ったサンタクロースが飾られていたり、動物のキャラクターがにぎやかに踊っていたりして、テーマパーク気分を味わえる。
見事なまでに飾られた露店。1か月近く使うこともあり、木造のしっかりとした小屋が建てられている。屋根にはクリスマスツリーのように、動物などが飾られている
ドイツ最大といわれるシュツットガルトのクリスマスマーケットでは、屋根に飾られるものが巨大
同じくシュツットガルトのクリスマスマーケット。豪勢な飾り付けを見ているだけでも楽しい
露店ではさまざまなものが販売されている。ブレーメンで見かけたお店では自家製のサラミソーセージが売られていた。人気も高いようだ。