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2017.01.24

2017年が有機EL大画面テレビ元年になるこれだけの理由

■連載/折原一也のAudio&Visual最前線

 米国・ラスベガスで開催されている「CES 2017」は、薄型テレビを発売する日韓メーカーが一堂に会する世界最大のイベントだ。現地取材するなかで、2017年の薄型テレビのトレンドが見えてきた。

 最大のビッグトレンド、それは有機EL(OLED)テレビが続々登場することだ。「CES 2017」では日本のパナソニック、ソニーが有機ELテレビを発売を表明。2017年は日本メーカーの”有機ELテレビ元年”となる。

米国・ラスベガスの「CES 2017」より折原一也が現地レポ
米国・ラスベガスの「CES 2017」より折原一也が現地レポ

■プロフェッショナルを意識した機能を搭載したパナソニック

 パナソニックが発売するのは4K対応の有機ELテレビ「EZ1000」で65型の1モデル。パナソニックは昨年からカードタイプの有機ELパネルを採用した「CZ950」を欧州で発売していたが、「EZ1000」では画質一本勝負となるフラットタイプでの発売。有機ELパネルのメーカーは非公開だが、韓国LGディスプレイからの供給を受けていると見て間違いない。

パナソニックの有機ELテレビ「EZ1000」
パナソニックの有機ELテレビ「EZ1000」

「EZ1000」のキャッチコピーは「HOLLYWOOD TO YOUR HOME」だ。有機ELの漆黒の表現力はパナソニックがハリウッドに持つ研究拠点PHLの知見によるもの。さらに、映像処理エンジンの技術はHDR映像を制作者のビジョン通りに再現する。

 映像制作を行うポストプロダクション向けに、色の再現性を向上させる3Dルックアップを2段入れて、プロフェッショナル向けの作り込みとなっているのが特徴だ。

■ソニーが有機ELパネルで実現する”究極のリップシンク”

 ソニーが発売したのは65/77型の有機ELパネルを搭載した「BAVIA OLED」ブランドの「A1E」シリーズ。パナソニックと同じくLG製の有機ELパネルを搭載し、ソニーの持つ「X1 Extream」によりHDR画質の表現力を高めている。

ソニーが発表した「BRAVIA OLED」ブランドのA1シリーズ
ソニーが発表した「BRAVIA OLED」ブランドのA1シリーズ

 ソニーが最大の差別化ポイントとして打ち出しているのが、パネル自体をスピーカーのように振動させて音を鳴らす「アコースティックサーフェス」。ソニーはこのサウンド体験のため、有機ELパネルを採用したと宣言しているほどで、画面内の音の出る場所と実際のサウンドの出処が完全に一致する、”究極のリップシンク”を実現している。

画面そのものがスピーカーになる「アコースティックサーフェス」
画面そのものがスピーカーになる「アコースティックサーフェス」

 パナソニック、ソニーとも「CES 2017」で発表したモデルは海外向け発表のみで日本での発売、及び価格の言及はなし。だが、今年の各機種の力の入れようをみる限り、日本市場発売も確実とみられる。

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