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2017.01.07

赤ちゃんの脳や神経の発達に影響も?母乳に含まれる不足しがちなDHA

毎月10日は魚の日だが、なかでも10月10日は日本かつお・まぐろ漁業協同組合が1986(昭和61)年に制定した「まぐろの日」でもある。これは神亀3年(西暦 726)10月10日、聖武天皇のお供をして明石地方を旅していた山部赤人が、この日、鮪(まぐろ)を獲って栄えているこの地を讃えて和歌を詠んだという故事に由来する。今回は、そんなまぐろの特徴のひとつでもあり、現代の日本人に不足しがちなDHAと母乳の関係について着目した。

■DHAの摂取量は減少している
DHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれている多価不飽和脂肪酸で、人間の脳や目の網膜に多く含まれている。体内ではほとんど作られず、食事を通じて摂取することが必要。脳の組織には部位により脂質が3割〜5割含まれ、DHAはその脂質の1つであるリン脂質に存在している。リン脂質はニューロンと呼ばれる脳組織を取り巻く膜を作る物質であり、ニューロンは表面からシナプスと呼ばれる樹状突起を伸ばし、他のニューロンといわば手を結び合うことで情報ネットワークを形成するが、このときに必要なのがリン脂質。このようにDHAは脳細胞を作り充実させるのに欠かせない物質。DHAは魚介類に多く含まれるが、日本ではDHAを多く含む魚介類の摂取量は年々減少していることから、DHAの摂取量も減少しているものと考えられる。

■ママの魚介類摂取の減少で母乳中のDHA量も減少に
雪印ビーンスタークの母乳研究で、母乳に含まれるDHAの量はDHAを豊富に含む魚介類の摂取量に影響されることが明らかとなっており、最近のママの魚介類摂取の減少とともに母乳中のDHAの量も減っていることもわかっている。「魚料理が苦手」「調理や後片付が面倒」「ー母乳脂質中DHA含量部の魚は妊娠中はさけたほうがいいと聞いた」などの理由によりママ達の魚の摂取量が減少している。1997年頃から急激に減り、肉類を中心とした食の欧米化が進んでいる。魚介類の摂取量と母乳に含まれるDHAの量を調ベると1989年と2008年の比較では魚介類摂取量が約20%減り、同様に母乳中のDHA含量も20%以上減っていることがわかった。

 
出典/雪印ビー ンスター ク   DHAに関する母乳研究デー タ
DHA(ドコサヘキサエン酸)は母乳にも含まれ、赤ちゃんの脳や神経の発達に重要な役割があると考えられる。赤ちゃんの脳の重さは1年間で2倍以上にも大きくなり、胎児期や乳児期に最も成長すると同時にDHAを必要とする時期でもある。妊娠期、授乳期には、母乳やミルクを通してできるだけ多くのDHAを届ける必要がある。

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