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2017.01.06

晩婚化と出産年齢の高齢化によって急増するダブルケア

最近よく耳にするようになった「ダブルケア」という言葉。ダブルケアとは、子育てと介護に同時に携わることを指すために作り出した造語。ソニー生命保険株式会社と横浜国立大学 大学院国際社会科学研究院 相馬 直子准教授、ブリストル大学(英国)社会・政治・国際学研究科 山下 順子講師が一昨年、全国の大学生以下の子どもを持つ母親に対し、初の全国規模での「ダブルケアに関する調査」をインターネットリサーチで実施したところ晩婚化と出産年齢の高齢化によって、「ダブルケア」に直面する人が増えており、家族や親族等、親密な関係における複数のケア関係や課題を考える必要性に迫られていることが明らかになった。

◆ダブルケアの経験率、30代では4人に1人以上がダブルケアは身近な問題

全国の大学生以下の子どもを持つ母親1000名(全回答者)に、“ダブルケアとは『子育てと親・義親の介護が同時期に発生する状況』である”と説明をし、自身のダブルケアの状況について聞いたところ、「現在ダブルケアに直面中」は3.3%、「過去にダブルケアを経験」は4.0%、「現在直面中で、過去にも経験がある」は0.9%で、以上を合計した経験率は8.2%となった。また、「数年先にダブルケアに直面する」は14.4%と、今後、ダブルケアを経験する人が増加していくことがうかがえる。さらに、これまでにダブルケアを経験している人(現在直面中の人を含む)と数年先に直面するという人の割合を合計すると22.6%となり、ダブルケアが身近な問題である人は5人に1人以上となった。年代別にみると、ダブルケアの当事者になる人の割合は30代が他の世代に比べ高く、予備軍も含めると、27.1%と4人に1人がダブルケアを経験すると推測される。

ダブルケアに関する調査

◆『ダブルケア』という言葉を聞いたことがあるのはダブルケア当事者の5人に1人だが、全体では8.1%

ダブルケアが身近な問題である人は、全体で5人に1人(22.6%)、30代では4人に1人以上(27.1%)であることがわかったが、どのくらいの人が『ダブルケア』という言葉を耳にしたことがあったのだろうか。全回答者(1,000名)に、『ダブルケア』という言葉を聞いたことがあるか質問したところ、「ある」8.1%、「ない」91.9%となり、大学生以下の子どもを持つ母親のほとんどが『ダブルケア』という言葉を耳にしたことがないことが判明した。『ダブルケア』という言葉を聞いたことがある人の割合をダブルケアの状況別にみると、ダブルケアの経験がある人では20.7%と5人に1人の割合となったが、数年先のダブルケアに直面する人では13.9%、ダブルケアに直面していない人では5.7%だった。ダブルケアを経験している人はダブルケアの認知度が少なくない様子がうかがえたが、ダブルケアを経験していない人ではダブルケアを聞いたことがある人はまだ一握りのようだ。

ダブルケアに関する調査

◆ダブルケア未経験者の7割が「親・義親の介護の相談先を知らない」

まだまだダブルケアに直面していない人が多い現状だが、親・義親の介護が必要になった場合の相談先を知っている人はどのくらいいるのだろうか。ダブルケアを経験したことがない918名(数年先にダブルケアに直面する144名・ダブルケアに直面していない774名)に、親・義親に介護が必要になった時の相談先を知っているか聞いたところ、「相談先を知らない」69.7%、「相談先を知っていると思う」30.3%となった。介護に困った時などは地区の窓口や専門家に相談することも大切だ。事前に相談先を知っておくと心強く感じられるのではないだろうか。

ダブルケアに関する調査

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