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「墓じまい」した人の3割以上がトラブルに遭遇(2016.12.30)

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 無縁墓は墓地区画の減少に伴い、近年対策が議論されている問題。人口減少によって墓守がいなくなっていることや、都市部への人口一極集中が無縁墓問題の主な要因とされており、管理者が現れない場合にはお墓を撤去する「墓じまい」が行なわれる。2004年度から2013年度までの10年間で行われた無縁墓の墓じまいの数は、全国の自治体や寺院が自主的に行ったものだけで累計4万5235基()に上り、まだ管理者がいないという判断ができない無縁墓予備群はこれ以上の数になると考えられる。そのような現状の中で、お墓が無縁化し、管理ができなくなる前に自主的に墓じまいを行なう人が増えているという。

 株式会社まごころ価格ドットコムは昨年、同社が運営する、お墓ネット専門店「お墓まごころ価格.Com」は、社会問題化している無縁墓(管理者がいなくなった墓)と、無縁化を防ぐために年々需要が高まっている「墓じまい」に関してその現状を調査すべく、「墓じまい経験者の意識調査」を、全国の墓じまい経験者100人(2060代男女)を対象に実施したところ、墓じまい経験者の35.0%は何らかのトラブルに遭遇していたことがわかった。

 そのトラブルの中で最も回答を集めたものは「親族間のトラブル」で、17.0%が経験していることが判明。また、「離檀料が予想を超える金額だった」(25.0%)や、「墓石解体費が予想を超える金額だった」(20.0%)など、多くの人が金額面でギャップを感じたこともわかった。

 さらに、心境を尋ねた質問では、墓じまいを決心した当時は58.0%が「お墓管理からの解放に期待していた」という一方で、墓じまい後、新しいお墓を建立しなかった人(n=53)の49.1%が「墓石がないわびしさ」を感じたという実施者の心情が窺える調査結果も判明した。今回の調査結果を受けて、お墓のプロとして日々お墓事情の相談に乗っている同サイトの日本石材産業協会認定お墓ディレクター・北山修哉氏は、墓じまいのポイントとして1.事情の理解・納得のための話し合い、2.「離檀料」の意味の把握、3.「墓石解体費」の知識を持つことの3点をあげている

墓じまいした人の35%がトラブルに遭遇!6人に1人は「親族間トラブル」を経験

「墓じまいを行った中で、トラブルや困った経験があったかどうか」を尋ねると、35.0%が何らかのトラブルを経験したことがわかった。その中で最も回答を集めたものは「親族間トラブル」で17.0%が回答。具体的には下記のようなもめ事が起こったようで、トラブル回避のためには事前に親族間できちんと話し合いやお墓管理に関する役割分担をしておくことが重要といえそうだ。

「普段墓の面倒をみない親戚が、一つにまとめなくていいと言い張り、困った。婿に行く前からあった墓に愛着があり、本家ならきちんと面倒をみるべきと言ってた」(30代女性/岐阜県)

「墓じまいをして納骨堂に納めることに対して、親戚から嫌味をいわれた」(30代女性/大阪府)

「長男長女である事が理由で、責任と負担、その次の子世代が管理する事も当然の事のように周りから言われる。子供達だって、国内でも遠方や、海外に転勤や引っ越しをする事ができなくなる」(30代女性/東京都)

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