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2016.12.28

2017年に予想されるインターネットセキュリティー5つの脅威

ウェブルートは、2017年以降に予想されるセキュリティ関連の脅威について、ウェブルート米国本社エグゼクティブによるコメントを以下のようにまとめた。

ウェブルート

1.IoT DDoS攻撃の増加
家庭や職場のネットワークに接続される多様なエンドポイントが継続的に増加する。これには、IoT/IoEデバイスが含まれるが、市場投入の迅速化や導入の手軽さを追求するあまり、これらのデバイスではセキュリティが犠牲にされることが珍しくない。最近、このようなデバイスからDNSインフラストラクチャに対して行われたDDoS攻撃があった。これらのデバイスからの侵入に対する初歩的な防御として、デフォルトのユーザー名とパスワードは変更する必要があるが、多くのケースでユーザーがそれを理解せず、変更されない場合が多いのが実態。

今後IoTデバイスはより大規模にハッキングされ、DDoSやデータキャプチャなどの旧来の攻撃手法で利用される。業務用および民生用IoTデバイスの悪用が増加する結果、発電所やダムのような大規模インフラを対象とした攻撃も行なわれるだろう。攻撃の先鋭化は時として、従業員あるいは地域住民の生命をも脅かす。

2.IoTデバイスを対象としたランサムウェアと独創的なランサムウェアの登場
ランサムウェアのまん延は継続し、より破壊的になる。今後もターゲットはPC/サーバーだが、進化によってMacやモバイルデバイスが狙われることになるだろう。また、IoTデバイスを対象とした最初のランサムウェアも出現する。コネクテッドカーのハッキングが増加し、攻撃に起因する重大事故が発生するだろう。

ランサムウェアの手法として、従来の高付加価値データの暗号化を以外にも、より新しい方法が試されるだろう。自動車を無効化して身代金を要求、セキュリティカメラを支配すると同時に防御が貧弱なクラウドベースのソーシャルアプリケーションにあるプライベートデータにアクセスする覗き魔が金銭の支払いを要求する脅しなども考えられる。また同様にハッカーが個人情報を調べ、金銭を支払わない限り個人の秘密やデジタルアセットを公開すると脅すような形態のランサムウェアが表れる可能性もある。IoTデバイスにとっての朗報は、デバイスの特定とネットワーク保護技術の向上により、IoTセキュリティの実現が可能になることだ。

3.従来型のネットワーク セキュリティは無意味に
ユーザーがネットワークからネットワークへとボーダレスにデバイスを持ち歩くようになったことで、従来型のネットワークセキュリティのような伝統的ファイアウォールはさらに意味を失う。デバイスは職場では強力なセキュリティに守られているが、持ち出したノートPCやモバイルデバイスを自宅やホテル、コーヒーショップのネットワークに接続するだけで、マルウェアが企業内ネットワークに侵入する足掛かりを得ることも考えられる。1台のデバイスが侵入を受け、そのデバイスが信頼されたネットワークに再び戻されると、マルウェアがネットワーク上の別のターゲットへと増殖する可能性がある。マルウェアの主な配信手段として、今後もIT環境の弱点が狙われることに変わりはない。また攻撃開始のための情報収集の手段として、フィッシングは今後も有効に利用されるだろう。

4.国家的サイバー戦争勃発
今年の米大統領選挙においてロシアの諜報機関から民主党全国委員会やクリントン陣営のサーバーに対するハッキングが行なわれ、アメリカ政府が大統領選挙への介入を試みるロシアを非難する声明を出した。経済的・政治的ターゲットに繰り広げられるサイバー戦争の国家的な試みとそれに参加するハッカーは今後とも増加するだろう。このような攻撃から一般人が直接被害を受けることはほとんどないが、トリクルダウン(波及)効果によって進化した侵入技術が短期的利益の獲得を目指す一般的なハッカーに広がると、広く一般の方にも被害が及ぶようになる。

5.「me too」(模倣、まね)マーケティングの増加
脅威の拡大、エンドポイントの増加、ネットワーク境界の消滅以外にも、「me too」マーケティング的表現が目立ってきている。セキュリティ企業の多くが、人工知能(AI)、クラウドアーキテクチャ、機械学習、脅威インテリジェンスなど、行動に基づく脅威の予測と検出などの専門用語を交えたメッセージを発信している。ユーザーは、セキュリティの課題の検出、保護、解決に対してこれらの高度なアプローチを主張する企業に注意し、その経歴と経験を慎重に見極める必要がある。

次世代のエンドポイントセキュリティーや、クラウド上に構築され、機械学習によって強化される脅威インテリジェンスを主張する上で、ウェブルートは単独で対応し、ユニークなアプローチを通じてその主張を発信している。

文/編集部

 

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