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2016.12.27

上司が感情的になって部下に負け惜しみを言う時

■連載/あるあるビジネス処方箋

上司の負け惜しみ

 上司は部下を常に抑えつけ、部署のトップでありたいと願っている。程度の違いはあれ、ほとんどの管理職がこれに近い思いをもっているはずだ。だからこそ、部下から厳しい意見を言われたり、否定をされると、感情的になったりして、負け惜しみを言う。子どものように幼い。しかし、そのような上司がいることは事実である。今回は、上司の負け惜しみをいくつか紹介しよう。いずれも、私が取材先で聞いたり、会社員の頃、耳にしたものである。

■はるか前のこと

 こういう上司は、仕事の進め方などで部下と言い争い、形成不利になると、部下の過去のミスをほじくり出す。「君は、あのときに失敗をした」などと、3年前のことを言い始めることすらある。上司は、それほどに追い詰められている。あなたの意見を否定する根拠に乏しいからだ。事実にもとづいて議論をすることができない。上司としてのメンツを守りたくて仕方がないのだろう。

■前の部署

 「君は、前の部署でこんな問題があったよな」と、前の部署でのことを持ち出す。その部署の管理職から聞いた話なのだろうが、それが事実であるかも裏付けをとることなく、堂々と言う。「前の部署で、管理職の〇〇が、あなたの扱いには困ったと言っていた」とも言い始める。

「管理職」が、キーワードだ。「俺は、前の部署の君の上司とつながりがある。ほかにも、いろいろと聞いているぞ」と脅したいのだろう。これらも、ねつ造である可能性がある。もはや、どこまでが事実で、どこからが嘘であるのか、自分でもわからなくなっている。そこまでして、あなたを抑えつけようとしている。冷静さをなくしている以上、こんな上司と深く関わらないほうがいい。

■前の会社

 あなたが、在籍した前の会社でのことを口にし始める。「君は、前の会社で、こういうことをしたんだって?」「あなたは、前職でこんなトラブルを起こしただろう?」…。これらも、嘘である可能性がある。事実であったとしても、今の会社でのことと関係がない。そもそも、部下を育成するのが上司の仕事。部下の過去を持ち出し、潰すことが仕事ではない。

こういう上司は常に自分中心の体制をつくり、それを脅かすものを許せない。極端なまでに、ナルシストなのだろう。部下に「意見を言え!」「議論をしよう」と言いながら、自分が仕切るプロジェクトや案件を否定したり、疑問を投げかけることを認めない。そんなことを言おうものならば、たちまち感情的になり、ヒステリックになる。得意技が、「君は協調性がない」とレッテルをはり、自分を正当化することだ。

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