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2016.12.23

帰宅中の女性を狙った犯罪を未然に防ぐ「パトラン」が全国に拡大中

諸外国から見ると「安全」というイメージが強い日本だが、実は日本中の至るところで毎日犯罪は起きている。しかも性犯罪では98%、ひったくりは85%が女性の被害者なのだ。性暴力に遭い、被害を届け出る女性は、わずか18.5%というデータもある。これに当てはめると、年間4万件程の性犯罪が発生していることになる。

パトランJAPAN

「パトランJAPAN」代表の立花祐平さんがパトロールに取り組むきっかけとなったのは、友人の1人が不審者被害に遭ったことだった。被害の後遺症に苦しむ姿を見て、『決して許される行為ではない』と強い憤りを覚えたという。もし、その場に誰かいれば被害を未然に防ぐことができたのではないだろうか。そう考えた立花さんの目に留まったのが公園を走るランナーたちだった。

パトランJAPAN

こうして「公園を走るランナー達が街中を走れば、犯罪の抑止につながる!」と、ランニングとパトロールを合わせたパトランを2013年からスタートさせたのだ。

パトランJAPAN

当初は、歩いて地域を見守るパトロールを5人で行なっていたが、何もないことが当たり前のパトロールに対して、意欲を維持することは難しく、一人二人と人数は減り、1年後には消滅の危機に。もっと意欲的にパトロールに取り組める手段はないだろうかと思い悩んでいた。さらに福岡の宗像市で活動を開始したものの、今までにない取り組みであるがゆえ、開始当初は活動への理解や共感を得ることも難しく、「若者の遊びの延長で迷惑だ」「どうせ続かない活動」などという苦情もあったそうだ。

パトランJAPAN

しかし、「この活動を辞めるとまた同じような被害にあう人が出てくるかもしれない」と、立花さんたちは地道に活動を続けた。大きな転機は2015年に住友生命主催の『YOUNG JAPAN ACTION』で大賞を受賞し、フィギュアスケーターの浅田真央選手がパトランに参加してくれたことだった。

パトランJAPAN

これを機に全国CMも放送され、たくさんのメディアにも取り上げられたことにより、「パトランJAPAN」として全国に活動が広まっている。

パトランJAPAN

■改革プロジェクト(パトランJAPAN):代表 立花 祐平さんからのメッセージ
安全な暮らしの実現は、元来人間が持っている重要な欲求の1つです。日本は安全な国であるが故、自分の身を守ることに鈍感になりがちです。しかし、危険はいたるところに転がっていて、犯罪が我が身に降りかかってくる可能性は誰にでもあります。私たちは、犯罪が起こらない環境を地域に作っていくこと、そしてパトランに取り組むことで自らの防犯意識を高めていくことにチャレンジしています。私たちのようなNPOは、活動を応援していただける皆さんの支援によって成り立っています。安全な日本社会の実現のため、皆さんの力を貸してください。よろしくお願いします。

文/編集部

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