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2016.12.22

61歳の殺陣師がガチアクション!秀逸すぎる宮城県登米市が作った動画「Go! Hatto 登米無双」

 読者は、数多くの自治体が一風変わった動画を配信していることをご存じだろうか。最近では、大分県別府市の「湯~園地計画」という動画が話題になった。ネットで検索すると、このような動画が山のように出てくる。自治体の宣伝動画は、ちょっぴりヘンテコにするのが近年のトレンドかもしれない。

 2016年11月29日、近年のトレンドを取り入れ、宮城県登米市が満を持して宣伝動画を配信した。その名も「Go! Hatto 登米無双」だ。

 のどかな登米市に突如現れた謎の集団が、登米市名物“はっと”をご法度にしようと試みる。市民が悲嘆に暮れる中、立ち上がった一人の女性「トメ」が謎の集団と闘い、登米市の平和を取り戻すというアクション作品だ。

 この動画、他の自治体宣伝動画とは一線を画している。クオリティが違うのだ。映画を思わせるほどの出来栄えに、つい何度も見たくなる。「登米市をPRしたい」という強い想いと「良い作品だから見てほしい」という熱意が、画面から湯気のように伝わる。そこで、「Go! Hatto 登米無双」PRチームに本作品の魅力と制作の裏側をうかがってきた。

61歳の殺陣師がガチアクション!宮城県登米市の「Go! Hatto 登米無双」制作秘話

 本作品が制作された経緯には、「登米市を鮮烈に全国デビューさせる」という目的があったそうだ。

「プロジェクトが始まった当初、登米市は全国の自治体のブランド認知調査で下位にランクインする状態だったので、まずは、登米を知ってもらうことが大事と考えました。コンセプトは「Lively TOME」。さらに、認知を獲得するだけではなく、登米が持つ歴史やポテンシャルをしっかりと下敷きにして、動画として見応えがあるものを目指しました。」

 社会人や高校生を対象とした、数回に及ぶ市民ワークショップを繰り返した結果、登米の豊かな大地から生まれる滋養ある食、地域のつながりが色濃く残る生活文化、そして、優しくて力強さを秘めている登米市民が見えてきたという。これらの要素をストーリーに盛り込み、より登米市らしいPR動画を制作したそうだ。ちなみに、本作品と同時に新しく制定されたキャッチフレーズ“うまし、たくまし、登米市”もこのワークショップから生み出されたという。

61歳の殺陣師がガチアクション!宮城県登米市の「Go! Hatto 登米無双」制作秘話

 本作品の主演であり、「トメ」役の金子早苗さん。本作品の冒頭では、石神社(いしじんじゃ)の坂をにこやかに上るお年寄りだが、謎の集団が現れると一変、木棒で黒服の男たちをなぎ倒すパワフルな女性を演じている。「マジでかっけえ!」と感心してしまった私だが、PRチームによると、当初はこれほどのアクションシーンを採用するつもりはなかったらしい。

「登米市は、食と地域のつながりが豊かなおかげで、高齢者が元気に過ごしていらっしゃいます。自治体プロモーションが激化する中で、そこをリアルにやり切ることが、ひとつの呼び水になるだろうとも思いました。」

 制作チームから「絶対に吹き替えなしでやりたいから、キャスティングしてきてください!」と命を受けたプロデューサーは、きっと「トメ役」探しが大変だっただろう。しかしそのおかげで、61歳の殺陣師金子さんと出会い、吹き替えなしで演じるガチアクションを収めることができた。トメの体技が一番の見どころなので、ぜひそこに注目してほしいという。

61歳の殺陣師がガチアクション!宮城県登米市の「Go! Hatto 登米無双」制作秘話 61歳の殺陣師がガチアクション!宮城県登米市の「Go! Hatto 登米無双」制作秘話

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