人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

中国・深センの本社でキーパーソンに直撃!格安スマホ市場で躍進するファーウェイの次なる一手

2016.12.18

◆『P9』から始まったライカとの戦略的協力体制は今後も続く

ライカとコラボレーションが話題の『HUAWEI P9』だが、両者の協力体制はすでに2014年からスタートしていたという。「毎日ソーシャルメディアには何十億枚もの写真がアップロードされているが、その90%はスマートフォンで撮影されている。スマートフォンのカメラの画質をもっと向上させたいという思いや、目指すところが一致してライカと協力することなった」とリ氏。「高いクオリティの写真を撮影するためには、レンズ、センサー、プロセッサー、ソフトウェアなど、様々な技術が必要。ライカとはレンズの設計だけでなく、画像処理のチューニングまで含めての協力体制を築いた」という。

しかし、その道のりは平坦ではなかったようだ。特にレンズの品質に対するライカからの要求は厳しく、「量産化を実現するにはたくさんの課題があった」という。「モジュールメーカーの協力もあおぎながら、ライカの専門家と一緒に、非常に高い品質を持ち、かつ量産化できるレンズの設計に取り組み、それを実現できた」とリ氏。さらにレンズだけでなく、撮影した写真の画質、色、エッジ、コントラストなどに「ライカのスタイルがあるか」という点についても、主観的、客観的な評価基準に基づき、専門家の厳しいチェックを受けながらチューニングを重ねたとのこと。そうした甲斐あって最終的にライカのお墨付きを得て、プレミアムクオリティを表すロゴの使用を許可されたという。

『HUAWEI P9』に続いて、『HUAWEI Mate 9』もライカとのコラボレーションした第二世代のカメラが搭載された。リ氏によれば「ライカとは長期的かつ戦略的に協力していく」とのこと。同社のフラッグシップシリーズであるPシリーズ、Mateシリーズの今後に期待が膨らむ。一方で、同社では日本でも発売されているhonerシリーズや、先日ドイツ・ベルリンで開催された家電展示会「IFA」で発表されたNOVAシリーズなどラインアップを広げ、フラッグシップだけでなく、手に取りやすいミドルレンジの製品も充実させている。

◆スマホ世界シェア第三位の先に目指す製品作りとは?

現在そのシェアは、サムスン、アップルに続く、世界第三位。シェア拡大の理由についてリ氏は「良い製品を作ることはもちろん、サプライヤーと良いパートナーシップを築けていること、それによってより良いユーザー体験を提供できていることなど、複数の要因がある」と分析する。上位2社のシェアは圧倒的だが、「ライバルは他社ではなく、我々自身」とも。「ユーザーはより良いブランド、より良いユーザー体験のある製品を選ぶ。これは真理で、だから我々はさらに良いユーザー体験を提供し続けなければなりません」。

今後目指す製品の方向性について、「スマートフォンは今や情報を得たり、コントロールするために欠かせないハブであり、生活をサポートアシスタントとしてなくてはならないものになっている。そのような製品に対して一番切なことは、高い品質を確保すること」とリ氏。「これまでもそうであったように、様々なイノベーション、技術革新を起こしていくことが競争力になっていく。我々は毎年売上げの10%以上を研究開発に投入している。今後も品質が高く、クリエイティブな製品を作っていきたい」と語った。

取材・文/太田百合子

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年10月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「カラビナ付きマルチツール」!激動のエアライン、超便利な出張ギアを大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。