人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2016.12.17

【開発秘話】シリーズ累計で50万個以上売れたカンミ堂の付せん『PENtONE』

■連載/ヒット商品開発秘話

 目印やメモ用紙など、何かと使うことが多い付せん。違和感なくペンと一緒に持ち歩いたり、ペンと一緒に収納することができれば便利だが、このようなことを実現したのが、カンミ堂の『PENtONE(ペントネ)』である。

 2015年4月に発売された『ペントネ』は、ペンサイズの筒型ケースにフィルムのロール付せんを内蔵したもの。70枚分のロール付せんを3本、計210枚分を収納している。デザインは6種類あり、中身がなくなれば別売りの専用リフィルを詰め替えることでケース本体を繰り返し使える。また、付せんには12mm間隔でミシン目が入っており、用途に応じてサイズを変更することができる。発売から1年半以上経過したが、これまでにシリーズ累計50万個以上を売り上げているという。

カンミ堂『PENtONE(ペントネ)』

■ペンケースで邪魔にならない“選抜入り”する付せんをつくる

 開発のスタートは、「アイデア会議」だった。「アイデア会議」は、同社の全社員が参加し週に1回開かれる社内ミーティング。現在とはやや異なるが、『ペントネ』の開発が始まろうとした2014年5月頃は、社員から投稿された悩みをテーマに、それを解決する商品案を出し合っていた。

 その当時、巻物を採り入れた商品案がいくつか投稿されていたという。そこで、2014年6月の「アイデア会議」で小さく巻いたロール付せんを提示したところ、「カワイイ」「欲しい」と評価され、商品化を進めることになった。

「商品案は付せんに限定しておらず、文具であればOKであったのですが、付せんを巻いてみたら、見た目がよく、コンパクトで持ち運びたいというニーズを叶えられると実感できました」

 こう話すのは、開発担当の松尾麻由実さん。ペンケースに入れて持ち歩きやすい形を意識し、ケースに収納できる太さを意識して巻いたところ、社内で高く評価された。同じく開発担当の大竹伸洋さん(生産管理・設計 主任)は、「最初からペンサイズは意識していました」と話す。

カンミ堂 開発 松尾麻由実さん(左) 生産管理・設計 主任 大竹伸洋さん(右)
カンミ堂
開発 松尾麻由実さん(左)
生産管理・設計 主任 大竹伸洋さん(右)

 太さを意識したのは、ペンケースに入れたときの違和感をなくしたり、かさばったりしないようにするためであった。「社内では“ベンチ入り”や“選抜入り”という言い方をしていましたが、大きいとそれだけでペンケースに入れてもらえませんので、邪魔にならないようにするのが最低条件でした」と大竹さんは言う。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年2月16日(土) 発売

DIME最新号の特集は<超保存版>「絶対得するスマホ決済」「知られざるミリオンヒット商品47」「ビジネスリュック新作大図鑑67」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。