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2016.11.19

PCのようでPCでない!?手書きもできる『YOGA BOOK』の使い勝手

■キーボードは長文だと厳しいが、慣れればメールは打てる

 静電容量式のセンサーを使ったキーボードは「ハロキーボード」と呼ばれ、『YOGA BOOK』の大きな特徴の1つになっている。これがあるために、本体の薄型化が可能になり、さらにこの部分をペン入力用のパッドとしても利用することができる。メカニカルなキーボードを廃したことでなくなってしまう触覚へのフィードバックは、バイブで代用している。

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センサーを採用した「ハロキーボード」

 キーボードの盤面は表示されるが、これはあくまで疑似的なもの。通常のキーボードとは異なり凹凸がないため、打ち心地は大きく変わってくる。とは言え、フィードバックがしっかりあるためか、意外ときちんと文字を入力することができる。指で位置を探りながらタッチタイピングするのは厳しいが、眼で定期的に確認しながら文字を打てば、打ち間違えも意外なほど少なかった。少なくとも、ある程度長いメールを書くぶんには、ディスプレイをタッチするよりも、スムーズだ。

 ただし、快適といっても限度はある。本稿のような長文を打つのは難しく、通常のキーボードをつなげたくなってくる。文字を打つスピードに関しても、通常のキーボードよりは遅くなる。自宅でちょっとした作業をするぶんにはいいが、腰を据えて長い文章を書く際にはあまりオススメできない。実はこの原稿も、当初は『YOGA BOOK』で書いてみようと思っていたが、断念してしまった。

 また、キーボードの下に搭載されているトラックパッドの使い勝手は、あまりよくない。凹凸がないため、スペースキーを間違って押してしまうミスも頻発する。さらに、これはAndroid版のユーザーインターフェイス(UI)も関係しているが、画面をスクロールさせたり、別の画面を呼び出そうとしたりすると、操作がキーボードで完結しないことが多々ある。Android版に関しては、「戻る」が「Esc」に割り当ててられており、「ホーム」キーもあるが、よく使うキーなだけに、まとめてどこかのスペースに配置してほしかった気もする。

■手書きはおもしろいが、アプリにはもう一工夫ほしい

 このキーボード部分は、ペン入力をするためのパッドとしても利用できる。切り替えはキーボード上部にあるボタンで行う。付属のペンはバッテリーが不要なタイプで、2048段階の筆圧も検知する。また、ペン先をボールペンに変えることも可能だ。キーパッドの上に紙を置き、その上に文字や絵を書くことで、それが画面上にも反映されるというのが、『YOGA BOOK』のギミックだ。

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ボタンを押して、手書きモードに切り替える

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本体には「リアルペン」と呼ばれるペンが付属。ペン先を同梱のボールペンに変えることも可能だ

 筆者は、スマホでも『GALAXY Note Edge』を愛用しており、校正などには『iPad Pro』のApple Pencilを使用している。こうしたデバイスの“手書き”にはうるさい方だが、それでも書き味に関しては大きな不満は感じなかった。もう少しペンのスキャンレートが高ければなおよかったが、文字はきちんと書けるレベルに達している。

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