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2016.11.21

名前すら憶えられることなくひっそり辞めていく"幽霊社員"の特徴

■連載/あるあるビジネス処方箋

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 中途採用試験で入社したものの、まともな仕事はなく、名前すら知られることなく、半年以内にひっそりと辞めていく人がいる。その姿は、幽霊のようだ。数年後、職場で部員たちが話し合うとき、誰もがその人のことを思い出せない。

 こんな「幽霊」のように消えていった人はなぜ、生まれるのか。今回は、私の取材経験などをもとに、その理由を考えてみたい。

■採用に問題あり

 さしたる活躍もなく、名前すら知られることもなく、半年以内にひっそりと退職していく大きな理由は、本人が「ここでは居場所がない」と確信したときが多い。考えられうるのは、中途採用試験のときの面接でのすり合わせや、その後の労働条件などの双方の確認が十分ではなかったことだ。特に面接官である部長や本部長、担当役員などが期待をしすぎてしまったことが大きいのではないか。入社すると、そのレベルとはかけ離れた実力しかないことがわかり、安心して任せる仕事が職場にはない。

結局、その新人の年齢やキャリアからすると、難易度の相当に低い仕事をしか与えることができない。そんな状況の中、上司や同じ部署の社員たちが、「この新人は使えない」と冷めたまなざしで見る。やがて、浮いた存在になっていく。本人が皆の輪の中になんとか入ればいいのが、それをしようとしない。入社3か月目には、いるかいないかわからない「幽霊のような社員」になっている。

■現場の、冴えない実務責任者

「幽霊のような社員」は本人の力が足りないことに加え、部署の実務責任者が、力を発揮できないように仕向けている場合があることもある。実務責任者とは、課長の下にいる課長補佐やプロジェクトのリーダーなどだ。10~15年のキャリアを持ち、管理職候補になっている人たちだ。この人たちは、中途採用で入社する新人には敏感だ。あまりにも優秀であると、自分よりも先に管理職になるのではないか、と警戒している。だからこそ、活躍ができないように裏で動く。上司などに、新人の問題行為やミスを誇張し、伝えたりする。ねつ造をする場合もある。息のかかった20~30代の社員に、「今度の新人は仕事ができない」などとささやく。職場で、しだいに孤立をするように仕向けてくる。結局、ひっそりと辞めていかざるを得ない。

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