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30名乗りの超豪華寝台列車からプラズマクラスター付き電車まで!2016年鉄道車両大図鑑

2016.11.12

■JR昼行特急からも魅力的な新型車が登場

 続いては、JR東日本の特急スーパーあずさ「E353系」をご紹介しよう。

E353系

 特急「あずさ」は1966年12月12日に中央本線新宿駅〜松本駅間で特急運転を開始し、今年で御年50年を迎えるそう。その間、1994年には振り子式車両の「E351系」を導入し、本機を使用する特急は「スーパーあずさ」の愛称を与えられている。

 中央線でオレンジ色の快速電車を、通勤に使用する筆者にとっては、追い越しされるのが常の、ちょっと小憎いヤツであるが、このE351系も20年という年月には勝てず、新型の「E353系」と順次交代する予定だという。

 こちらも、奥山清行氏がデザインする、タテ目がクールな男前。紫色が『ヱヴァンゲリオン』の初号機を彷彿とさせる。(えっ、しない?)

 E351系は振り子式車両だったけれど、この新型は空気ばね式傾斜方式を使っている。空気の加減圧を利用し、カーブで車体を傾けて走行することで、E351系の高性能に対抗しているのだ。

■通勤車両も個性派続出

 特急車両の話題が続いたので、そろそろ通勤車両もお見せしたい。JR西日本の大阪環状線・JRゆめ咲線専用の新型車両「323系」だ。

323系

 大阪環状線は関西地区の大動脈で、東の山手線に相当する通勤・通学客の頼もしい味方。でも、今回導入される323系は、3ドア車両なのだ。

 筆者は東京在住だが、大阪に親戚が住んでおり、新大阪駅から新今宮駅まで大阪環状線を利用することがある。そのたび正直思っていたのが、「車両が古いなぁ〜」ということ。それもそのはず、大阪環状線は55年の歴史を持つが、専用車両は今まで一度もなかったのだ。駅の設備も古いイメージがあったが、「大阪環状線改造プロジェクト」を立ち上げ、駅や沿線環境も含めたトータルデザインをし、サービスの向上、イメージアップを図るそう。

 その中心になるのが、この323系車両で、ドア周りの空間がゆったりと取ってあり、ソデ仕切り(イスの端にある仕切り)を斜めにして、開放感と乗降性の向上を図るなど、細かな工夫が張り巡らされている。座席1人当たりの幅も、山手線の新型「E235系」より多めに取られるなど、大阪環状線ならではの通勤・通学への利便性が追求されている。

323系

 関西の次は、晴れて上場企業となったJR九州の最先端車両「BEC819系」も面白いのでご覧いただこう。

BEC819系

 JR東日本の烏山線ですでに営業運転を行っている、架線式蓄電池電車だが、このBEC819系は交流2万ボルトを電源とするのが画期的なのだ。

 交流電化区間の福北ゆたか線では、パンタグラフを上げて架線から交流電気を取り入れてモーター駆動して加速する。そして、惰性走行・停車中は蓄電池に充電しておくのだ。非電化区間である若松線内、折尾駅からは、パンタグラフを下げて蓄電池の電力のみで走行。減速時は回生エネルギーを蓄電池に効率よく充電する。

 従来のディーゼルエンジンを使った「キハ40系」などの気動車を置き換えるという。筆者は気動車も好きなので、これまたちょっと寂しい気もするけれど、沿線に電車が走ることで街に活気が出ることを、烏山線で実感したので、九州の発展には貢献するかも? と思う。

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