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2016.11.06

仕事に対して完璧主義の人ほど睡眠に不満を抱えやすい?

 睡眠に悩みをもつビジネスパーソンは多いが、仕事量や日頃の業務と睡眠に関する悩みに相関関係はあるのだろうか。味の素が一昨年、小学3年生以下の子供を持つ全国のビジネスパーソン(男女)812名を対象に、生活環境や体調、ストレス、睡眠などについてのアンケート調査を実施したところ、仕事や家事、育児などの項目に対し、97.2%の人が「ストレスを感じる」ことがわかった。また、ストレスの内容について聞いたところ、男性は「仕事の業務内容(56.9%)」「仕事の人間関係(40.4%)」と仕事関係がストレスの上位に。対して女性では「家事の疲れ(44.3%)」「自分の趣味の時間がないこと(41.5%)」が上位となり、男女で違いが見られた。

  さらに仕事・育児・家事のパフォーマンスについて聞いたところ、男性は「仕事」、女性は家事が最もパフォーマンスに不満を抱える項目となった。上の結果と照らし合わせると、ストレスを感じるものはパフォーマンスに不満を抱きやすいことがわかる。また、男性が「仕事」に意識が集中する中、女性は満遍なくパフォーマンスに不満を持っていることがわかった。

  男性を「仕事のパフォーマンスに不満を感じている群」と「満足している群」に分け、睡眠事情を調べてみると、平均睡眠時間に関して、不満足群の方が満足群に比べ平均睡眠時間が14分短いことがわかった。また、睡眠の質に関する質問をしたところ、不満群の方が睡眠の悩みを多く持つことがわかり、仕事のパフォーマンスと、睡眠の質、量との関係がうかがえる結果となった。

 今回の結果について、早稲田大学スポーツ科学学術教授・内田直氏は、以下のように分析する。

 「実は自分が悪い睡眠習慣であることに気づいていない人が多いです。平日の睡眠は短時間で、土日は昼まで寝るなど睡眠時間を調整しようとしていませんか? 睡眠不足のツケは、一晩ではかえせません。土日に寝だめするのではなく、毎日きちんとした質、量の睡眠をとることで、日中の覚醒レベルがあがり、集中できるようになるので睡眠ケアはとても大事です。また、良く寝ると、頭の中の器が大きくなり覚えられる量が増える、また一旦覚えたことが、頭の中で再生しやすくなる、という効果が期待できます。

 また睡眠の不満を抱えやすい人は、一概には言えない面もありますが、完璧主義、頼まれたことは断らずにやるという、社会の中では好ましいタイプの人達が多くいることも事実です。そういう人たちは、仕事を完璧に仕上げようとするために、眠る直前まで集中して仕事をしていたり、睡眠時間を削って仕事をするということをしがちです。

 そのうちに、ストレスを蓄積する結果となって、疲れているのに眠れないという状況がおこりがちです。このような人たちは、自分の特徴をよく知ることがとても大切です。また、仕事とは別の自分の楽しみでできる趣味の時間をもったり、適度な運動などを習慣化して、自分が継続できる仕事の分量を知るようにするとよいでしょう。 いくら頑張って仕事をしても、一旦つまずいてしまっては仕事を継続できません。このような特徴があるなと思う方は、是非持続できるペースを身につけるようにしてください。

 ストレスについては、ラット実験で、同じ作業量でも、自分の自由意志で行うことに対してはストレスが低く、その逆はストレスが高くなるという結果が得られているものがあります。一般的に中間管理職の人たちはストレスが高いと言われていますが、その理由は、この自由度の低さが理由かもしれません。

 調査データからは、中間管理職の人たちが、様々な睡眠の悩みを抱えている姿が浮かびあがりました。このような人たちは、自分の意思で自由にやることができる趣味の時間を持つことが大事です」

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