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2016.10.30

ボディ5軸補正+レンズ5段分補正で新次元の手ブレ補正を実現した『LUMIX DMC-G8M』

■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所

ボディ5軸補正+レンズ5段分補正で新次元の手ブレ補正!『LUMIX DMC-G8M』

■Introduction

フォーサーズレンズのユーザーが2人以上集まれば、必ず話題になるのがLUMIXとOLYMPUSのどちらのボディがいいかである。中には両方持っている人もいるが、普通はどちらかに分かれて論争になる。OLYMPUS派が必ず言い出すのは、ボディ内5軸手ブレ補正の優位性である。いわくレンズ内手ブレ補正で5軸は無理、ボディ内手ブレ補正ならどんなレンズを装着しても手ブレ補正が効く、レンズに手ブレ補正機能は非合理的...... そこでLUMIX派は空間認識AFは桁違いに早いとか、4Kフォトはシャッターチャンスを逃がさないなどの話題をふっていたのだが、遂に『DMC-G8』が登場した。

ボディ内5軸手ブレ補正機能を搭載、キットレンズには2軸手ブレ補正機能があり、両方を合わせてDual I.S.2に進化。まだ一部のレンズしか対応できないが、中望遠域までシャッター速度5段分の補正効果を実現した。これに対してOLYMPUSはPROシリーズのレンズに『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO』を投入。レンズに手ブレ補正機能を組み込んで、ボディ側の5軸手ブレ補正とシンクロさせることで、世界最強6.5段の補正効果を実現したと発表。ますます両者の競争はヒートアップした!

話を『LUMIX DMC-G8M』に戻すと、アウトドア派に対応するため防塵・防滴仕様。ミラーレスの肝であるEVFは高コントラスト・高応答性の約236万ドットを搭載。センサーはローパスフィルターレスの16M Live MOSセンサーを採用している。4Kフォトは3つのモードがあり、さらにフォーカスセレクト&フォーカス合成モードも使える。このGシリーズ最新のミラーレスをコスプレ撮影で思う存分使ってみた。

■Impression

G8を使って最初に驚いたことは、シャッター音が静かなことだ。電子シャッターかと思って確認したがメカニカルシャッターだった。これはとても素晴らしいことだが、モデルを撮影するときはシャッターの切れるタイミングが伝わらないので、あえてAF合焦音などを出した方がいいと思った。そして、実際に電池が長持ちする。同時に撮影に使っていたOLYMPUS『OM-D E-M10MKII』は半日で電池がなくなったが、『DMC-G8M』は省電力ファインダー撮影機能を使うことで、夜になっても撮影可能だった。さすが約800枚撮影可能をうたうだけある。レンズキットのズームを使うことでDual I.S.2が有効になり、焦点距離110mm撮影時に1/25secでも手ブレしなかった。もっと遅いシャッターでも手ブレしないのだが残念ながらモデルが動体ブレしていた。製品撮影などでも威力を発揮するので、発表会や展示会では三脚いらずで撮影できるはずだ。

また、カスタマイズの自由度が高くC1、C2以外にも使わないモードダイヤルのSCNやiAなどもカスタム登録に使える。これにFnボタンを組み合わせると、自分好みのインターフェイスが追求できる。例えばスタジオでアンブレラを使ったストロボ用のマニュアルモードなどもホワイトバランスを含めて一発で切り換えられるので便利だ。EVFはアイセンサーによる自動切り替えで明るくて鮮明、拡大表示しても解像度が高くMFもしやすかった。液晶モニターはバリアングル式で、速攻で向きが変えられず、私的にはスイング式の上下可変型が良かった。ボディは軽くてバランスがよくグリップのサイズも適正。この軽さで防塵・防滴仕様とは驚きである。

ボディ5軸補正+レンズ5段分補正で新次元の手ブレ補正!『LUMIX DMC-G8M』

液晶モニターはタッチ式でクイックメニューから設定変更ができる。AF切り替えがダイヤル式で背面にあるのはなかなか使いやすい。EVFには大型の柔らかいアイカップが装着され快適に使えた

ボディ5軸補正+レンズ5段分補正で新次元の手ブレ補正!『LUMIX DMC-G8M』

バリアングル式の液晶モニターは自由に角度が変えられ、タテ位置で構えたときも有効に使える。しかし、ヨコ位置で使いたい時はカメラのホールドがしづらくなるという弱点がある

ボディ5軸補正+レンズ5段分補正で新次元の手ブレ補正!『LUMIX DMC-G8M』

使いやすいダブルダイヤル。さらに手前のダイヤルのセンターにボタンがあり、ここを押して一時的に前後のダイヤルに別の機能を割り振れる。さすが高級機と思わせる便利機能だ

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