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デジタルデバイス依存が「記憶」に与える影響とは

2018.03.22

昨今、デジタルデバイスに情報を保存したことで安心してしまい、その情報を忘れてしまう傾向が、年齢や性別を問わず見られるという。Kaspersky Labでは。この現象を「デジタル健忘症」と名付け、以前からデジタルデバイスへの依存が情報の記憶などに与える影響について調査を行なっている。以下はこの問題を含め、職場におけるデジタルデバイスの使用に関する調査結果をまとめたものだ。

デジタル健忘症

■46%が会議のニュアンスを理解することよりもデジタルデバイス上のメモの正確性を重視

世界13か国の組織で働く人を対象に、会議や会話の記録方法をたずねた調査では、44%がデジタルデバイスで業務上のメモを取ることで、会話の背景や感情など貴重な情報を見落としてしまうと回答した。会議の内容を積極的に聞くことを諦めてもリアルタイムで記録を取ろうとするビジネスパーソンが多く、46%は会議のニュアンスよりもデジタルデバイスに保存したメモの正確性のほうが重要と答えた。半面、デジタルの記録が消えてしまった場合、会話の内容を一言も思い出せないと回答した人の割合は13%に上り、仕事の記憶をデジタルデバイスに依存している傾向がある。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで経営心理学の講師を務めるゴーカン・アームトグル(Gorkan Ahmetoglu)博士は、調査結果について次のようにコメントしている。

「人間の記憶力には限界があります。単に話を聞いて記憶に頼ることのデメリットは、短期的な『ワーキングメモリ』から長期的な記憶に情報を移動させるのが難しいことです。そして、長期的な記憶に残るかどうかは話題の理解度にかかっています。

話の内容になじみがない場合や、よく理解できない場合は、デジタルデバイスにメモすることで、復習や後から理解を深めることに役立ちます。しかし、内容が詳しくわかっている場合、デバイスでメモするより、『記憶』に留める方が、情報を余すところなく吸収する上で、効果が高い場合もあります」

また、Kaspersky Lab North Americaのバイスプレジデント、マイケル・キャナヴァン(Michael Canavan)氏は、調査結果を受けて次のように述べている。

「ビジネスの重要な情報がデジタルデバイス上にしか残っていないと、情報の消失や盗難、サイバー攻撃のリスクが大幅に高まり、情報が永久に消えてしまうことにもなりかねません。記憶を補い仕事の成果を高めるために使われるすべてのデバイスを保護することに、規模の大小や業種を問わず、あらゆる企業が優先的に取り組んでいく必要があります」

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