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2016.10.23

人も猫も癒されるレトロモダンな古民家風保護猫カフェ『鎌倉ねこの間』

■連載/ペットゥモロー通信

PETomorrow(ペットゥモロー)】

緑に囲まれた閑静な住宅街を歩いて行くと、ふと黒猫が描かれた看板が目に留まる。「鎌倉や 御仏なれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな」という与謝野晶子の歌でも知られる鎌倉大仏からほど近い場所にありながら、観光客による賑わいはなく、木々の間を吹き抜ける風に乗って、時折小鳥のさえずりが聞こえてくる。

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保護猫カフェ『鎌倉ねこの間』の入り口。シックな黒猫の看板がお出迎え

隠れ家レストランを思わせるようなドアを開けて店内に入ると、まず目を引かれるのが、その道の匠としてTV出演もした建築家の手によるデザインと、その雰囲気だ。

床には滑りにくく、ペットの足や関節にもいいと言われる無垢材が張られており、壁には脱臭効果や調湿効果が高い珪藻土が使われている。古材を使った大きな梁はキャットウォークにもなっていて、床からの高さは6m。古民家をイメージしたレトロモダンな広々とした空間は、訪れた人を優しく包み込み、心なしかほっとさせてくれる。

2階へと続く階段を上がると、思い思いの場所でくつろぐ猫の姿が見え始める。カフェスペースとなる2階では、モーリス・メセゲのハーブティーやスリランカの正統派セイロンティー、抹茶など本格的な味と一緒にシフォンケーキをはじめとしたスイーツも楽しむことができ、猫たちも気が向けばお客さんの相手をしてくれる。

オーナーである永田久美子さんのお母様がかつて佐賀県唐津で『ハーブガーデン草工房』を経営なさっていたこともあって、お客さんのその日の体調や気分に合わせてブレンドしてくれるというのは嬉しい。

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開放感のあるカフェスペースでは本格的な飲み物やスイーツを楽しむことができる

そもそも永田さんが保護猫カフェを始めようと思ったきっかけや思いはどこにあるのだろう。実は、永田さんは教育子育て系のフリーライターでいらっしゃるのだが、根っからの猫好き。『ネコあるある』『ネコあるあるフォト』(宝島社)という本の著者でもあるのだ。

お子さんも大きくなり、昼間に空いている自宅スペースを利用してカフェにしようと思い立ったそうだが、元々生活を共にしていた“まる”(店長)も“くま”(副店長)も保護された猫であり、保護猫カフェというスタイルにすることは必然だったのかもしれない。

そこで永田さんは獣医師である従兄に相談。動物病院では常に里親探し情報が行き交うという話を聞き、「それなら」と獣医師ルートを開拓した。そのために地元獣医師会で話をさせてもらったり、動物病院向けのパンフレットを作成したり。このバイタリティーは、やはり猫への愛情から生まれるのだろう。よって、『鎌倉ねこの間』にやって来る保護猫たちは、動物病院で基本的な健康診断は済んでいるということになる。

「うちで責任をもって世話ができるのは、トータルで10匹程度です。現在、保護猫は8匹(うち飼い猫2匹)いますが、この数を超えたなら譲渡を開始しようと考えています」と話す永田さんの周りには、終始猫たちが寄ってくる。

譲渡の条件はペットトラブルに詳しい行政書士にも入ってもらい、責任と愛情ある里親さんと巡り会えるよう留意した誓約書も作成した。

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