◆「不摂生はハゲる?」・・・・・AGA型、円形脱毛症、炎症を中心とした脱毛、ともに◎
◎喫煙・飲酒・睡眠不足は薄毛の原因になると思う。
【そう思う85.0%、そう思わない15.0%】
不摂生の代表格でもある「喫煙」。髪の毛は毛根で作られるため、特に皮膚炎や炎症から起こる薄毛や血行不良からくる薄毛にはタバコは悪影響であると考えられる。毛根の中心部にある髪を生産する毛母細胞へ血液から栄養をもらうことが必須なのに対し、タバコを吸うと血管が収縮し頭皮の血行不良を引き起こすため、髪の毛の生産がスムーズにできなくなる。また血行低下だけでなく活性酸素や男性ホルモンの増加にもつながるため、医学的にも喫煙は100%お勧めできない。また「睡眠不足」は、身体に様々なトラブルを引き起こすが、毛髪の成長に作用する成長ホルモンが分泌される睡眠時に夜更かしをするのは発毛には致命的。薄毛の一因にもなる。
「アルコール摂取」は喫煙同様、一定量を越えると血液循環が悪くなり、髪の毛にも悪影響があるといわれている。また、飲酒が増えると必然的に生活も不規則に。睡眠不足にもなるため、発毛に良くない。飲酒後のだるさも手伝って、入浴せずベッドへ直行!ともなりがちで、頭皮が不潔になる恐れもある。発毛の観点から考えても、喫煙、睡眠不足、アルコール摂取など日頃の不摂生は避けるべきといえるだろう。
◆「ストレスでハゲる?」・・・・・AGA型は△、円形脱毛症は◎
●ストレス(精神的・肉体的)は薄毛の原因になると思う。
【そう思う95.3%、思わない4.7%】
アンケートの中で、もっとも「そう思う」と回答した方人が多かった質問が、この「ストレスは薄毛の原因になると思いますか?」。AGAの場合、強いストレスを受けたからといって「必ず毛が抜ける」訳ではない。しかしながら円形脱毛症の場合、「自己免疫機能」と「精神的なストレス」の2種との関係が深い症状だといわれており、精神的な苦痛を感じると、緊張状態で血管が収縮することを考えても、「ストレスによってハゲる」ことは、「円形脱毛症に至ってはありえる」と思われる。
※「自己免疫疾患」が原因で起こる円形脱毛症は、身体の免疫機能の障害によって引き起こされると考えられている。身体の免疫機能に異常が生じることで、自分の身体でさえも異物とみなして攻撃をするため、毛根に対して起こった場合、脱毛につながる。
「ストレスではげるのは都市伝説だ」といわれる人もいるが、決してそんなことはない。また、ストレスを溜め込むことは精神的にも肉体的にも良いことはない。ストレスは様々な病気の原因にもなるので、自分なりのやり方で上手に発散したい。
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