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2018.03.29

男女の出会い年齢が上昇し交際期間が長期化する理由

 日本では、出生率の低下による少子化が長年の問題となっている。日本政府主導で20年以上にわたって様々な施策が行なわれているものの、2017年には年間出生数が約94万人となり、過去最低の数値となった(厚生労働省「人口動態統計月報年計(概数)」)。

 こうした少子化問題については多くの先行研究が存在し、その中で晩婚化・非婚化の影響が強いと示唆されてきた。晩婚化・非婚化の要因としては、社会構造の変化、収入格差の問題、結婚に関する意識の変化など、さまざまな可能性が挙げられている。

 GMOインターネットグループでインターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチが以前、同社が保有するモニターを対象に「結婚に関する実態調査」を実施したところ、配偶者との出会い⇒交際⇒結婚というステップや、結婚に関する意識がここ数十年で大きく変化しており、パートナーとの出会い年齢が上昇していることがわかった。

■出会い年齢の推移

 配偶者と出会った年齢を尋ねたところ、初婚時期が1974年以前の男性の約8割が29歳までに、女性の約8割が24歳までに配偶者に出会っていることがわかった。一方で、初婚時期が2005年以降の男性は約8割が34歳までに、女性は29歳までに配偶者との出会いを経験している。男女ともに、時代を下るにつれて出会い年齢が高くなっており、この傾向は男性が「1995~2004年初婚層と2005年以降初婚層間」、女性は「1975~1984年初婚層と1985~1994年初婚層間」で顕著になっている。

 また、配偶者と出会った平均年齢を比較したところ、初婚時期が1974年以前の男性は24.2歳、女性は21.3歳である一方、2005年以降の平均出会い年齢は男性29.7歳、女性25.1歳と、4歳~5歳上昇した。

■平均交際期間の推移

 交際開始年齢(同棲期間含む)および結婚年齢から交際期間を算出したところ、男女ともに時代を下るにつれて平均交際期間が長期化していることがわかった。初婚時期が1974年以前の男性は、同棲ありで1.00年/同棲なしで1.32年だったのに対し2005年以降では同棲ありで3.31年/同棲なしで4.60年と、3倍以上になった。女性も同様の傾向で、1974年以前は同棲ありで1.31年/なしで1.20年だったのが、3.82年/5.51年と、同棲ありで約3倍、同棲なしの場合は4倍以上に長期化している。しかし、出会いから交際開始までの期間はほとんど変化していないため、出会い年齢の上昇とともに、交際期間の長期化が晩婚化を押し進めているといえる。

男女の「出会い年齢」が上昇し、「交際期間」が長期化する理由

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