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2018.04.03

年収別にみる転職理由と転職結果の満足度の違い

 より良いキャリアを築いていく上で、どのような軸で仕事選びをしていくと満足度が上がっていくのか? エン・ジャパンが以前、同社が運営する人材紹介会社集合サイト『エン転職コンサルタント』上で、30歳以上のユーザー1677名を対象に「転職理由・転職への期待」についてアンケート調査を行なったところ、 年収ごとに転職で実現したいことや満足度が異なることが判明した。転職をしたことがある人に、転職で期待していたことの達成度を聞くと、全体では6割の人が「満たされていない」と回答。一方、年収別では年収800万円以上の人は7割が「満たされた」と回答している。この違いは、なぜ生まれたのか? 

 そもそも転職理由のベスト3は「キャリアアップ」「自身の能力を試したい」「仕事内容への不満」という結果に。年収別で見ると、年収800万円以上の人は「キャリアアップ」「自身の能力を試したい」などの積極的な理由がより多く、年収500万円未満の方は挑戦以外にも「収入」「労働条件」への不満などネガティブな理由も多いことが分かった。

 そのため、転職で期待していることにも差が生じている。年収800万円以上の人が期待しているのは、自己成長が実現できる「仕事内容」「裁量の幅」、年収500万円未満の人は「給与アップ」や「労働環境の改善」などが顕著だった。

年収別の転職理由。年収800万円以上の人は攻めのキャリア設計。年収500万円未満の人は攻めと現状への不満が拮抗

「転職理由・転職への期待」についてアンケート調査

『エン転職コンサルタント』の30歳以上のユーザーに「これまでに転職経験はありますか?」と伺ったところ、85%の人が「ある」と回答した。そこで、その人たちに「転職活動をし始めた理由はなんですか?」と伺ったところ、1位は「キャリアアップのため」(42%)、第2位は「自身の能力を試したかったから」(33%)、第3位は「仕事内容への不満があったから」(32%)という結果になった。現在の年収別で理由を比較すると、比較的高収入といわれる年収800万円以上の人は将来への投資・挑戦として転職を考えている傾向が強いようだ。反対に男性の平均である年収500万円未満の人は、攻めの理由もある一方で、現在の職場への不満も転職へと結びついていることが分かる。具体的な項目は下記のとおり。

「転職理由・転職への期待」についてアンケート調査

◎年収800万円以上の人が10ポイント以上高い項目
・「キャリアアップのため」(53%、年収500万円未満:35%)
・「自身の能力を試したかったから」(42%、同28%)

◎年収500万円未満の人が10ポイント以上高い項目
・「収入が少なかったから」(35%、年収800万円以上:23%)
・「労働条件が悪かったから」(27%、同13%)
※その他「上司への不満」「人間関係」という理由も比較的多く挙がっている。

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