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2018.04.09

あなたの人生を変えるちょっとした気づかい

 今の世の中、「カリスマ」と呼ばれる人は案外多い。中には疑わしい人もいるだろうが、『ちょっとした気づかいがあなたの人生を変える』(アスコム刊)の著者は、正真正銘のカリスマである。本書の著者は、化粧品メーカーのポーラに勤めて55年になる、83歳の現役ポーラレディ。ポーラ史上初のミリオン(月100万円の売上)達成をはじめ、初の累計売上1億円達成という卓越した営業力を持ち、支店長として20の営業所を統括してきた。支店長を希望退職し、ポーラの「自由人」となってからも、営業の第一線として活躍中。まさにカリスマにふさわしい実績とキャリアの持ち主だ。

 55年も営業の第一線で現役を続け、なおかつ成果を上げ続けることができたのはなぜか。著者は「気づかいを心がけてきたからだ」と言う。意外なほどシンプルな答だが、55年も現役でやってきた著者が言うと、シンプルな言葉にも重みが感じられる。

■一流から学ぶ一流の気づかい

 気づかいができる人とは、どういう人か。著者によれば、気づかい上手な人は年齢に関係なく、相手の心を素早くくみ取れるという特徴があるという。とくに、不満、要望、怒り、といった満たされない思いに素早く気づいて相手に寄り添い、共感し、次の行動を起こす。こういう行動をさり気なくできる人が、気づかいのできる人だ。

 著者は、気づかい上手の近道として、想像力を鍛えることを挙げる。自身の例として、小学生の子供を持つお客様との会話例を挙げ、想像力の鍛え方の一端を明かす。

「4月だと『新学年のシーズンですね。PTAや父母会のために、学校に足を運ぶ機会も多くなり大変ですね。奥様はきっと役員に選ばれると思います。一層きれいになってください』。7月だと『そろそろ夏休みですね。給食もなくなるし、食事の用意も大変になりますね。お母様の出番も多くなりますね』。このようなフレーズを想像して、相手に投げかけると、会話は自然に展開します。また、お客様の不満や悩みから、私がお役に立てることが見つかるのです。このように、相手のことを想像するクセをつけていきましょう。すると、相手が目の前にいない場合でも、『○○さんは、この情報が欲しいのではないか?』『あれは、○○さんが喜びそうだ』などと、気づかいができるようになります」(第1章24-25ページより)

 また、著者は、気づかいのプロである一流の飲食店やホテルの従業員から学べる点が多いと言う。なるべく一流の場を訪れる機会を増やし、客の立場になって観察してみることを勧める。そのとき大切なことは投資を惜しまないことで、その点を著者も指摘する。

「一流の場に足を踏み入れる場合、相応の対価はかかるものです。一流ホテルのラウンジなどでは、コーヒー1杯飲むのに、1000円札1枚では足りないことは珍しくありません。しかし、『100円の缶コーヒーと味に大きな違いはないのに、なぜ?』と疑問を感じる人は、プロの気づかいに永遠に触れることができません。あながた、自分に『投資』できるサービス料に比例して、あなたが提要できるサービスの質も自ずと決まります。もし、あなたが本物の気づかい上手を目指すなら、『投資』も必要なのではないでしょうか」(第4章146ページより)

 つまり、一流を知らなければ一流にはなれないということ。一流の気づかいができるようになるにも、本気の覚悟が問われている。何事もそうだが、中途半端な取り組みは中途半端な結果しかもたらさない。

あなたの人生を変えるちょっとした“気づかい”

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