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2018.03.30

「遺言書」はなぜ必要なのか?

◆子供がいない夫婦で夫が亡くなった際に妻と夫の兄弟の間でトラブルに…

「子供がいない夫婦で夫が亡くなり、妻が残された。妻は夫の生前2人で住んでいた家にそのまま住み続けようと思っていた。ところが、相続人は夫の兄弟も同様であることから、遺産分割で話し合いを始めたところ、兄弟から法定割合での分割を主張してきた。夫の財産は居住中の自宅と若干の預金である。結局自宅を売却し、夫の兄弟と遺産分割するしかなかった。」

 自宅用の土地・建物以外にこれといった資産もない場合には、この土地・建物を巡って相続間で相続トラブルになるケースは決して珍しくない。遺産が不動産のみの場合には、現金のように簡単に分けたり、簡単には処分出来ないので、特にトラブルに発展しやすい傾向がある。

 このような場合には、遺言書で、「妻に自宅を含め、すべての相続財産を相続させる」とすれば、兄弟には遺留分がないためこのようなトラブルは避けることが出来たはずだ。

◆遺産分割協議がまとまらず銀行口座からお金が下せず生活が困窮…

「遺産分割協議がまとまらず、遺産分割協議書が作成できず、亡くなった方の口座から1円もお金を下ろせなくなった。協議がまとまるまでの間の生活費が不足してしまい大変な思いをした。」

 相続が開始すると、遺言書がない場合には遺産分割協議を相続人全員で行って、相続人全員の合意が必要になる。人数が多くなればなるほどいろんな意見が出てきてまとまらない。遺産分割協議がまとまらない限り亡くなった親の口座からは1円もお金を下ろせなくなる。協議がまとまるまでの間の生活費が不足し、残された家族が日々の生活に困るといったケースは珍しくない。

 このような場合には、遺言書を遺すことで、親の死後に遺族が親の口座から預金を下ろせるようになるし、その他のクレジットカードの解約・名義変更、不動産の相続登記についても容易に行うことが可能となる。

 このような相続問題は、早くから専門家に相談し、遺言書の作成を含め相続対策をしっかり行っておくことで無用なトラブルを回避することが可能になる。弁護士、司法書士、行政書士、税理士、不動産鑑定士、土地家屋調査士等は、このような相続問題に関して陥りやすい失敗や、そのトラブル回避するノウハウを持っているため、相続問題解決への近道は何と言っても早めに専門家に相談することが肝要だ。

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