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この夏、映画『ペット』が世界的なヒットを記録した理由

2016.09.10

■連載/ヒット商品開発秘話

 今回は趣向を変え、映画を紹介してみたい。紹介するのは、8月11日(木・祝)から公開されている『ペット』である。

 本作は、「飼い主が留守にしている時、ペットたちは一体どんなことをしているのだろう」という、誰もが一度は考えたことがあるペットたちの裏側の日常をユーモラスに描きだした、ペットたちの笑いと絆と感動の物語。昨年、全世界で空前の大ヒットとなり、日本でもメガヒットを記録した映画『ミニオンズ』を生み出した、イルミネーション・エンターテインメントとユニバーサル・スタジオが再びタッグを組んで送り出した最新作である。

 7月8日(金)に公開を迎えた全米では、3日間で約1億435万ドル(約107億円=1ドル102円で計算)という数字を叩き出し、圧倒的な強さで週末オープニング第1位のロケットスタートを切り、オリジナル・アニメーション映画史上最高の興行収入を記録。8月29日(月)現在、全米の興行収入は3億5322万ドルを突破し、『ミニオンズ』の興行収入(3億3604万ドル)を早くも上回った。日本でも8月11日から348館・363スクリーンで公開されるや否や、『ミニオンズ』(興行収入52億円)、『ジュラシック・ワールド』(同95億円)の初日成績を凌ぐ爆発的な数字を叩き出し、イルミネーション作品史上初の国内映画ランキング1位を獲得。8月28日(日)時点で、観客動員数257万4961人、興行収入31億4593万8300円を記録している。

『ペット』

■日本語吹き替えキャストを通して作品の魅力を知らせる

 そもそも海外アニメは、日本では一部を除いていい成績をあげられていない。こういう中で昨年夏、『ミニオンズ』が日本でもヒットしたことから、本作は公開前から大きく期待された。とはいえ、本作は『ミニオンズ』と違い、認知度ゼロの状態からスタートしなければならなかった。配給元の東宝東和で、本作の宣伝を担当した安達佳孝氏(営業本部宣伝部 宣伝プロデューサー)は、本作が日本で上映されることが決まったことを聞いたときから、登場するキャラクターの魅力をどうやって伝えるかで頭を悩ませることとなった。

ただ、「『ミニオンズ』をつくったスタッフは、面白さや楽しさを追求しており、お客様を楽しませることからブレません。ですから今回も、誰もが楽しめるアニメーションになるな、という感触があり、『ペット』という身近な存在を題材に、誰もが想像できない面白いストーリーの映画をつくってくると思っていました」と言う。

安達佳孝氏
東宝東和
営業本部宣伝部
宣伝プロデューサー
安達佳孝氏

 認知度ゼロな上に、登場するキャラクターは普通の動物。魅力の伝え方が課題となったが本作だが、そのためにとった方法が、日本語吹き替えキャストを通して作品の魅力を知らせること。したがって、日本語吹き替えキャストのキャスティングがカギを握ることになった。

『ペット』 『ペット』

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