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2016.08.31

モノを買った先の付加価値をどう作る?"コト消費"時代の商品企画術

■連載/高橋晋平のビジネスのヒントは「ボツネタ」にあり!

【コト消費時代の商品企画術】この連載では、自分が過去に考えてボツになった企画、すなわち「ボツネタ」を振り返ることで見えてくるビジネスアイデアのつくり方をご紹介します。

昨今、「モノ消費」から「コト消費」へシフトしていると言われています。所有する「モノ」は減り、体験や得られる価値を欲する傾向にあるということです。多くのことがスマホやシェアリングでできるようになったり、必要ならネットで何でもすぐに買えるようになったりしたことで、モノの所有欲は減少したのかもしれません。しかし市場に目を向けると、決してモノが売れなくなったわけではありません。モノの付加価値に目が向くようになり、売れる商品が厳選されてきているというイメージです。モノを買った先の付加価値になる「コト」がある商品を開発できれば、ヒットにつながります。今回はこの「コトづくり」の企画術についてお話します。

<今回のボツネタ>

血液型フレンドストラップ

【商品名】血液型フレンドストラップ

【当時考えた商品概要】

血液型が同じ人に出会うと、親近感がわきます。そこで、さりげなく自分の血液型を示して、血液型を教え合えるストラップを開発します。AB→海老、A→エイ、O→王(おう)、B→尾(びー)を形どったかわいらしい形。同じストラップを持っている人を見つけたら、「あー、あなたも○○型なんだ~♪」と話しかけて仲良くなりましょう。友達の輪が広がる、画期的ストラップです!

【ボツになったポイント】

・血液型をこんな形でアピールしたくない
・尾が「O」か「B」かわかりづらく、見た目もわかりづらい

この商品は10年ほど前に、「コトづくり」という言葉を初めて聞いたとき、そういう玩具商品を作りたいと思い、頭に浮かんだネタです。当時多くの人がつけていた携帯ストラップは、会話のきっかけツールでもあったので、「血液型何型?」という会話から仲間づくりが始まるストラップで、仲間の輪が広がるという体験価値をつくれないか、と考えました。しかし、商品企画自体に魅力を付加することができず、それ以上のことを深く考えないままこのネタはひっそりとお蔵入りにしました。

今振り返ると、この企画は、「コトづくり」に至っていません。「モノ」を「コト」にするとは、一体どういうことなのでしょうか?

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