人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2016.08.31

PC、iPhone、iPadで使えるサンディスク『iXpand フラッシュドライブ』の実用性

■連載/小口 覺のスマートフォンハックス

 以前より気になっていた、サンディスクの『iXpand フラッシュドライブ』をついに入手した。USBコネクタとLightningコネクタの両方を備えた外付けストレージ、早い話が、パソコンとiPhone、iPadの両方で使えるUSBメモリーである。

 本体は横幅がありSDカードリーダーのような形状。その上に乗っているLightningコネクタの付け根はゴムのようにやわらかく、持ち上げてそのままiPhoneなどiOSデバイスに接続する仕組みだ。

 容量は16GB、32GB、64GBの3種類。今回は64GBのモデルを選択したが、自分のiPhone自体が64GBなので、バックアップ用としては十分だろう。USBメモリーの手持ちはたくさんあるが、年々容量が小さく感じるようになってきているので、少しでも大きめのサイズ確保するにこしたことはない。

 この手の製品を使ったことがある人はご存じのように、iOSデバイスで外付けのストレージを使用するには専用のアプリを必要とする。だが、『iXpand フラッシュドライブ』の場合、使い勝手は悪くない。

 接続すると画面にその旨が表示され、ワンタップでアプリを立ち上げられるし、カメラロールの自動バックアップも可能。音楽や映像ファイルは転送することなくそのままアプリ上で再生できる(パソコンのiTunesで購入した音楽の再生にも対応しているという)。

 使い終わったら、そのまま引き抜いても問題ないようだ。接続の解除操作がないので、パソコンでUSBメモリーを使用するより楽な部分もある。

 さて、『iXpand フラッシュドライブ』はどんな用途に向いているのだろうか。まず考えられるのは、単純にiOSデバイスの容量が足りないため、外付けのストレージとして持ち歩く、またパソコンとのデータ共有用途だ。

 これらの用途でライバルとなるのは、クラウドストレージのサービスだろう。クラウドストレージであれば、「物」として持ち歩く必要はないし、容量あたりの単価も安価だ。ただ、クラウドストレージは転送速度とデータ通信を消費することが弱み。外出先などで携帯電話の回線を使って映像ファイルなど大きなファイルを転送するのは現実的ではない。

 とくに便利なのは、自分のパソコンではなく他人のパソコンとのやりとりだろう。例えばライターの仕事では、カメラマンが撮影した写真データをその場でもらうことがあるが、容量が大きいこともあり、USBメモリーを使ったシンプルな方法が好まれる。クラウドストレージのように、リンクURLをシェアするといった手順もいらない。これまではUSBメモリーでもらったデータを自分のパソコンに転送し、確認やメール送信といった作業を行っていたが、『iXpand フラッシュドライブ』があれば、パソコンを介することなく仕事が進められる。

 iOSデバイスのバックアップ用途としては、他の人のためにも使いやすい。自分のデバイスであれば、iCloudやiTunesでバックアップを取れるが、他人のiPhoneなどでは面倒だ。『iXpand フラッシュドライブ』であれば、アプリさえインストールすればいいので、家族や恋人など親しい関係において、iPhoneのデータをバックアップしたいと相談を受けたときにソリューションとして使いやすい。

 ちなみに約5GBのデータをバックアップするのに要した時間は20分弱。データ転送中は、ちょっとスパイ映画のような気分になるが、もちろん無断で他の人のデータを盗んだりしてはいけない(笑)。

 クラウドストレージ全盛の時代だが、まだUSBメモリーを使っている人は少なくない。iOSデバイスユーザーなら、普段持ち歩くUSBメモリーの置き換えとして検討する価値があるだろう。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年11月16日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「ゴルゴ13」のオリジナル万年筆!大特集は「2018年ベストヒットランキング」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ