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2016.08.28

マクラーレンのデザイン部門責任者に聞く『570GT』へのこだわり

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 3月のジュネーブモーターショーで発表されたマクラーレン『570GT』が日本でも公開された。『570GT』とは、すでに発売されている『570Sクーペ』のバリエーションだ。『570Sクーペ』と『540Cクーペ』が属するスポーツシリーズの第3弾。エンジンなどを始めとする主要コンポーネンツは共用されるものの、開閉する大型のガラスハッチを備えることによって220L分のラゲッジスペースを生み出している点が大きく異なっている。

 つまり、この部分が固定されている『570Sクーペ』がピュアなスポーツカーであるのに対して、増えたラゲッジスペースとそこへのアクセスが可能となったガラスハッチによって、文字通りの長距離旅行を可能とするGT(Grand Touring)カーとなったのである。発表のために来日したマクラーレン・カーズのデザイン・オペレーションズ・マネージャーのマーク・ロバーツ氏は『570GT』を次のように説明した。

マクラーレンのデザイン部門責任者に聞く『570GT』へのこだわり

「『570GT』は、日常の使いやすさや長距離移動の際の快適性にフォーカスを当てたデザインとなっています。スポーツシリーズのパフォーマンスは損なわれることなく、実用性と快適性が高められたモデルです」

 前から見ると『570S』と『570GT』は見分けが付かないが、後ろからは一目瞭然だ。

マクラーレンのデザイン部門責任者に聞く『570GT』へのこだわり

「このように、大型のガラスルーフがガラスハッチまで伸びています。これによって、車内は明るく、開放的な雰囲気を作り出します」

 日本ではガラスルーフの人気はいまひとつなところがあるけれども、暗く寒い冬が続くヨーロッパでは人気だ。実際、ガラスルーフでは雨天や曇天の時でも車内を明るく保つことができるし、滴り落ちる雨の雫の音なども通常のスチール製のルーフと異なっていて、とても趣きがある。

「そうです。ヨーロッパでは、ガラスルーフの人気が高いので、我々も当初からスポーツシリーズには設定するつもりで開発を続けてきました」

 その甲斐あって、『570GT』はスポーツシリーズだけではなく、より上級の『670S』の「アルティメット」シリーズをも含めても最もラグジュアリーでリラックスした雰囲気を造り出すことに成功していると僕は思った。とかく最高速や0〜100km/h加速タイムなどのパフォーマンスばかりがアピールされるスーパースポーツにあって新たな展開となるだろう。サスペンションやパワーステアリングシステムなども長距離走行での快適性を重視してセッティングされている。

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