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2016.08.21

若者に人気!大阪の空き家を再生した平成の“長屋”プロジェクト

古い長屋は学生たちにとって“生きた教材”だ。
古い長屋は学生たちにとって“生きた教材”だ。

増え続ける日本の空き家。解体され、更地になり、まもなく駐車場や新築の家に姿を変える光景もおなじみだ。だが、ただやみくもに老朽化した家を取り壊せばよいのだろうか。

大阪市立大学の生活科学研究科では、2007年から小池志保子准教授らと学生たちが長屋の再生プロジェクトに取り組んでいる。大阪市内にある空き家状態の長屋をリノベーションし、魅力的な賃貸住居として蘇らせているのだ。

■「解体」ではなく「再生」。昔の素材を活かす

若い人にも住まいとして選ばれている「豊崎長屋」。撮影/絹巻豊
若い人にも住まいとして選ばれている「豊崎長屋」。

「ビニールクロスなどが使われている今の住居は、呼吸をしない家でもあります。しかし古い長屋には、竹や木、土壁など質感のある素材が使われているので、それをそのまま活かして改修します」と小池氏。主に戦前に建てられた長屋を改修している。

木が多用され、庭がすぐ目の前にあり、さらに耐震フレームなどで強度を増した快適な新・長屋は若い人にも好まれているという。大阪市ハウジングデザイン賞を受賞した「豊崎長屋(大阪市北区)」は居住目的の他、習い事の教室などにも利用されている。

静かな街にたたずむ「山之内元町長屋」。撮影/多田ユウコ
静かな街にたたずむ「山之内元町長屋」。

水回りのデザインなどにも特徴を持たせている。撮影/多田ユウコ
水回りのデザインなどにも特徴を持たせている。

 プロジェクトの一例として2016年5月に完成したばかりの「山之内元町長屋(大阪市住吉区)」を見せていただいた。2戸が連なった二軒長屋で、中に入ると中央に細長い土間があり、その左右が畳敷きやフローリングの部屋になっている。1戸1戸が完全に独立した造りのマンションとは違い、隣とゆるやかなつながりがある。今流行りの、シェアハウス的な使い方をしても面白そうだ。

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