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通信キャリアのサブブランドと格安スマホ、勝つのはどっちだ?

2016.08.14

■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議

【スマホ会議】キャリアサブブランドと格安スマホ、勝つのはどっち?

 スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は三大キャリアのサブブランドと格安スマホでは、どちらがリードしているのかをテーマに話し合います。

■ワイモバイル vs UQ mobile vs MVNO

房野氏:ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルや、KDDIグループのUQ mobileがiPhoneを扱って人気です。一方で、IIJが郵便局でスマホをカタログ販売するなど、MVNO(格安スマホ)にもさまざまな工夫が見られます。大手キャリアのサブブランドと格安スマホはどういう状況だと思いますか。最終的に勝つのはどちらでしょう。

旧イー・モバイルと旧ウィルコムが合体したソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」
旧イー・モバイルと旧ウィルコムが合体したソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」

KDDIグループの電気通信事業者UQコミュニケーションズの「UQ mobile」
KDDIグループの電気通信事業者UQコミュニケーションズの「UQ mobile」

房野氏
房野氏

石川氏:勝つのはどっちかという話だと、サブブランドが勝つような気がする。

石川氏
石川氏

房野氏:結論が早いですね。

石川氏:キャリアを語る上で4つの要素があるといわれています。1つはネットワーク。サブブランドとMVNOでエリアの広さは同じだけど、MVNOはランチタイム時が弱いし、サブブランドの方がちょっと優遇されている感じもある。ということでネットワークに差がある。

 次に料金。多少の差はあるけれど、サブブランドは端末を安くして大手キャリア的な売り方をしている。UQ mobileだと中古端末にも割引があります。

 3つ目は端末ラインアップ。サブブランドはiPhone 5sという強い端末を持っている。

UQ mobileも7月15日よりiPhone 5sを販売開始した
UQ mobileも7月15日より『iPhone 5s』を販売開始した

 最後、サービスに関しては、そんなに違いはない。つまりサービス勝負しかないけれど、サービスで差を出しにくい状況。星取表を見るとサブブランドがやっぱり強い。

 LCC(格安航空会社)がたくさん出てきたけれど、結局ANA(全日本航空)傘下に入ってしまった航空業界と同じことが起こるんじゃないかと思う。心配ですが、それが自然なのかなという気もしています。

石野氏:ワイモバイルは現時点では数字が伸びていて、端末ラインアップも充実している。UQ mobileがiPhoneを出してきたら『Android One 507SH』を出して一歩先を行った。

ワイモバイルが販売する「Android One 507SH」
ワイモバイルが販売する『Android One 507SH』

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