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2016.08.04

スマホの音声入力でどこまで原稿を書けるか?

■連載/小口 覺のスマートフォンハックス

スマホの音声入力で原稿を書いてみた

 フリック入力が苦手だ。もともと得意じゃないのに加えて、最近のスマホは画面が大きくなったこともあり、入力ミスすることが多くなった。その代わりに使うようになったのが、音声入力の機能だ。どのアプリでもキーボードのマイクマークをタップすれば、音声での文字入力が可能になる。

 スマホの音声認識は精度がかなり高く、昔あったパソコンの音声入力ソフトとは大違いだ。パソコンのソフトはプログラムの容量やCPUの性能が限定されるが、スマホの音声認識はクラウド上で処理するため、段違いの性能が実現した。

 この音声入力を原稿作成に使えるか試してみた。うまくいけば原稿作成の労力がかなり軽減されるはずだ。昔テレビで、作家の志茂田景樹氏がテープレコーダーに原稿を吹き込む様子が紹介されていたが、あれはおそらくアシスタントがテープを聞いて原稿に書き落としていたのだろう。スマホの音声入力であれば、このテープ起こしの手間は不要になる。もうひとつスマホの良い所は、入力したテキストがクラウドで同期されるため原稿が消えることがなく、そのまま作業をパソコンに受け渡せることだ。もちろん、書くよりも話すことの方が敷居が低いため、執筆のスタートを早められるメリットもある。

 この原稿は実際にスマホの音声入力機能を使って書いたものだ。正確に言うと、iPhoneの音声入力で書いた原稿を、パソコンで編集して完成させた。最初からパソコンで作業するのと同じく、編集や推敲の作業は欠かせないし、誤認識、誤変換はやはりある。しかし紙にペンで書く場合でも漢字が思い出せず、間違った漢字やカタカナで書くことも個人的には多い。手書きと“どっこいどっこい”と考えることもできる。

 スマホの音声入力で長文を書くには、事前にある程度構成を考えておくことが大事だ。さらに、「あー」とか「えー」といった無駄なノイズを入れないよう意識しながら話すほうがいい。普通の会話よりも、ある程度の緊張感を持ったモードに頭を切り替える必要があるだろう。これは、スピーチや講演をするときの心構えと同様だろう。だが、間違えとしてもスピーチなどのように恥をかくことはない。ただ、修正する手間が増えるだけだ。逆に、音声入力の原稿書きに慣れれば、スピーチも上手くなるのではないだろうか。

 話し方を工夫することは、最初にパソコンのキーボード入力を習得したときほどは難しくはないだろう。少し時間をかければ、原稿の下書きは音声入力で簡単かつ高速に書くことができるはずだ。と、ここまでかかった時間はおよそ8分程度。後で確認するが、入力できた文字数は○○文字(1000文字弱)。かなりのスピードではないだろうか。

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