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2016.07.30

ケータイキャリアは「ポケモンGO」で急増する歩きスマホにどう対応すべきか?

『ポケモンGO』で急増しそうな歩きスマホにケータイキャリアはどう対応する?

日本でもいよいよスタートした、位置情報連動ゲーム『ポケモンGO』。スマホ片手に実際に街を歩いて、ポケモンをゲットしていくというゲームの性質上、先行する海外では歩きスマホをする人が急増。足下に注意が及ばず、崖から転落する事故なども起こっている。

歩きスマホ以外にも、人気に便乗した偽アプリや危険な場所への立ち入りなど、様々なトラブルが懸念されているため、日本でのスタート前日には、内閣府サイバーセキュリティセンターが異例の注意喚起を発表。また歩きスマホについては、TCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)も同様にホームページで注意を呼びかけている。

TCAホームページでの注意喚起

TCAではこれまで、ドコモ、au、ソフトバンク、鉄道会社などと共同で、さまざまな「やめましょう、歩きスマホ。」啓蒙キャンペーンを展開してきた。駅構内や電車内でロゴが記載されたポスターを見かけたことや、ロゴ入りのキャンペーングッズを受け取ったことのある人もいるだろう。このキャンペーンは今後も継続して展開される予定だが、『ポケモンGO』の盛り上がり方次第では、キャンペーンの実施頻度が高まる可能性もありそうだ。

「やめましょう、歩きスマホ。」啓蒙キャンペーンのロゴ
「やめましょう、歩きスマホ。」啓蒙キャンペーンのロゴ

このほかにもドコモ、au、ソフトバンクではそれぞれ、さまざまな歩きスマホ防止へ向けた啓蒙活動を展開している。ショップ店頭のポスター、パンフレット、ホームページなどで注意喚起を行っているのはもちろん、歩きスマホ防止を促すアプリや機能も提供されている。

たとえばドコモでは、子供向けの「あんしんモード」の機能のひとつとして、歩きスマホ防止機能を搭載。子供の歩きスマホを検知すると警告画面が表示され、立ち止まらない限りスマートフォンの操作ができなくなる。歩行検知の感度は3段階(高・標準・低)で設定が可能で、歩行以外の動作では発動しないしくみだ。

auは2014年秋冬以降に発売されたAndroidスマートフォンに、歩きスマホの防止を促す「歩きスマホ注意アプリ」をプリインストールしている。ドコモと同様にアプリが歩行を検知すると、画面に警告が表示されて操作ができなくなり、立ち止まると解除される。またソフトバンクも「STOP歩きスマホ」という、歩きスマホを検知して注意を表示するアプリを、Androidスマートフォン向けに提供している。

このほか過去には、ドコモが江戸時代の参勤交代をモチーフにした啓蒙動画「歩きスマホ参勤交代/Samurai Smartphone Parade」を公開するなど、ユニークな活動も話題に。アノ手コノ手でなんとか歩きスマホを減らそうという各社の努力が伝わってくるようだ。

今回『ポケモンGO』のスタートにあたって新たな取り組みはあるのか、各社に問い合わせたところ、いずれも今すぐ予定されている具体策はないものの、引き続き啓蒙活動を強化するとともに、TCAや他事業者と連携した注意喚起を継続して行っていくとのこと。

何か事故が起こる前にぜひポケモンとも共同で、ユニークかつ実効性のある、歩きスマホ防止キャンペーンを展開してもらいたいところだ。

文/太田百合子

 

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